江古田駅南口すぐのライブハウス”BUDDY”で行われた、国際基督教大学Modern Music Societyビッグバンドの定期演奏会を聴いてきた。妻の友人の娘さんがメンバーということでお誘いを受けたのだ。
最初の曲を聴いたとき「これが学生バンドの演奏なの!」って本当にびっくりしてしまった。なんてうまいんだろう。ぴったり息のあったユニゾンやトランペットなどのバッキングはぴったりと 息があっている。もちろんそれが機械的でなく、ダイナミックスやノリがみごとなのだ。うますぎる。
でも、友人から娘さんの話を聞くとうまいのにはそれなりの苦労があるのだなと理解した。日々の厳しい練習やメンバーの連帯があって、初めてあの演奏ができあがってきたのだ。それはコンサートの中でのコンマスの挨拶の中でも明らかになった。彼ら彼女らは悩みながらも日々の練習に耐えて今の姿を作り上げたのだ。
どこかで聴いたことのあるパターンだなと思ったら、「笑ってこらえて」の高校吹奏楽部シリーズのパターンではないか。
もう一つ吹奏楽との共通点を見たのが女性の多さだ。過半数が女性なのだ。これは国際基督教大学ならではの特徴なのだろうか、別な学校のバンドを見ていないので何ともいえないのだが、少なくとも私が学生時代に知っている30年前の学生バンドの姿からは想像もできない。(って比較する対象が古すぎるか)
友人の娘さんはベースを弾いていたのだが、これがクールでかっこいい。大きなベースをこともなげにハイテンポで弾きまくる指の動きには恐れ入った。
今夜はビッグバンドの演奏で学生時代に引き戻された楽しい一夜だった。
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