スイス・プライベートバンク活用術

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スイス・プライベートバンクというと大金持ちだけを相手にする自分には関係のない世界という印象があるが、この本は3000万程度の資金があれば活用できるということを説明している。

まず、3000万円という金額だが、伝統的なプライベートバンクは確かに最低数億円の資金がないと相手にしてくれないということだが(本当に相手にするのは数百億くらいからだという)、新興のプライベートバンクであれば3000万から受け入れてくれるという。筆者はスイスでプライベートバンクに在籍した経歴を持つが現在は日本でファイナンシャル・アドバイザーをやっていて、スイス・プライベートバンクの代理業務を行っているという。

プライベートバンクを利用するメリットは資産保全、運用、税金対策、相続対策、財団などたくさんあるが、3000万程度というとまずは資産運用だろう。ヘッジファンドを中心として最低年率10%は期待できるというから、複利で運用すればほっておくだけで10年後には6000万円に増えている可能性が大きい。

まあ、今の私の資産ではまだ関係のない世界だけど、真剣に検討できるくらいに早くなりたいものだ。

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