AUのPacketWINシングルサービスはお得?

PCでモバイル接続する環境のリーズナブル化を目指して昨年ウィルコムに乗り換えたのですが、実は最近強力なライバルが現れたのを知りました。

■ウィルコムへの乗り換えの経緯

・ウィルコムのレンタルカード実験中

ウィルコムのレンタルカード実験中
今、新潟に帰省中。毎回、帰省している折に頭を悩ますのがインターネット接続手段だ。数日の間、特にアクセスしなくても支障がなければ何も問題はないのだが、今のようにトレードが重要な位置づけになってくると何らかの手段でインターネットに接続する環...

・ウィルコム端末に乗り換え

ウィルコム端末に乗り換え
以前から書いていたように携帯をウィルコムに乗り換える予定でいたが、先日やっと実行できた。実際に知人のを操作させてもらって決心がついたのだ。Advanced W-ZERO3(通称アドエス)はWindows mobile端末なので、操作は通...

そのライバルというのは乗り換え前に私が使っていたAUなのです。

■定額制のデータ通信カードW05K(PacketWINシングルサービス)
このサービスの優位性の比較検討はすでにいろいろなサイトでなされていますが、私の用途に焦点を合わせてちょっと調べてみました。

●私の用途

ウィルコムへの乗り換えの経緯のところでも書いているのですが、まとめると以下のようになります。

・普段はPCを持ち歩いてモバイル通信するという機会はあまりない。
・年に2~3回帰省したときは実家にインターネット環境がないので常時接続のように使用する。
・携帯電話は待ち受け専用に近いくらいで、月に発信通話は多くても20分程度。

つまり、基本的には毎月の携帯電話料金はできるだけ安く抑えたいけど、年に数回は結構ヘビーなPCモバイル通信をする、という条件です。

●AUに至るまで

以前AU携帯を使っていたときはプランSSで毎月の基本料金は4,000円くらい、帰省時のPCモバイル通信を使ったときは2~3万円でした。年間トータルで10万円程度です。

ウィルコムにしてどうなったかというと、ウィルコム定額で2,900円、それにデータ定額をつけて最低1,050円、PCパケット使用月は最大6,300円、プロバイダー料金などを含めて年間トータルで43,000円程度です。

それでこのたびAUのデータ定額サービスなのですけど、その前に定額モバイルとしてはイー・モバイルがしばらく前からサービスを開始しています。こちらは首都圏だけなので新潟で使いたいという用途としては条件を満たさな、と思っていました。ところが、今回の件で改めて調べてみるとこの12月からサービスエリアを大幅に拡大していたのですね。なんと新潟でもイー・モバイルが利用可能になっていたのです。ですが、高速道路や新幹線沿線を中心とした地域に限られており、私の実家のあるところはそのサービスエリアのボーダーライン上でした。ちょっと心配なので今回はイー・モバイルは対象から外すことにしました。

それから、NTTドコモもデータ定額サービスを開始していますが、こちらは料金は高いわ使用プロトコルにきつい制限があるわで、はなから対象外です。

というわけでウィルコムの置き換えは今のところはAUのW05Kとなります。

●AUのW05K(PacketWINシングルサービス)の場合

このサービスにした場合の料金をシミュレーションしてみましょう。AUでは端末代金の支払い方によりシンプルプランとフルサポートプランのどちらかを選ぶようになりました。シンプルプランは基本料は安いのですが端末価格が2万円高いというものです。いろいろと比較してみるとシンプルプランの優位性はありませんでした。というよりAUは成り行き上シンプルプランというものを作ったのだけれど従来と同様なしくみのフルサポートプランを売りたいということなのでしょう。ただし、2年経過後にまだ同じ端末を使い続けるのならその段階でシンプルプランに乗り換えるというのが賢い方法になるようです。ここではフルサポートプランでシミュレーションします。

まず通話端末は以前と同様プランSSを利用します。最近「誰でも割」ができたので毎月の基本料は1,890円です。(約30分の無料通話分も含まれています)これにインターネットが使用できるためのEZサービスが毎月300円ですので2,190円となります。

それにW05Kの基本料が音声通話端末とセットで契約すると2,835円、最大通信料が6615円です。ただし1月末までに契約するとシンプルプランの料金が適用されるキャンペーンをやっているのでこれを適用したものとすると、1,890円、最大通信料が5,670円です。あとウィルコムの場合とは違ってプロバイダは別途料金を払わなくてもモバイル接続可能となっています。(plalaの場合)

以上をウィルコムの時と同様の条件で計算すると年間トータルで約40,000円です。ウィルコムの場合よりも多少安くなるといった感じですね。

●料金以外の比較

ではウィルコムの場合とAUの場合と料金以外の使い勝手などはどうでしょう。

まず一番大事な通信速度ですが、ウィルコムの場合128Kbpsです(AdvancedW-ZERO3[es]でPCからUSB接続した場合)。ですが、実測したところ60~70Kbpsといったところが実効速度です。

AUの場合、3.1Mbpsと20倍くらい早い数値が出ています。いろいろなサイトを見てみるとおおむね500Kbpsが実効速度のようです。それでもウィルコムより8倍近い速度が得られるのは魅力ですね。なお、AUのW05KカードによるPacketWINシングルサービスは、カードにトラヒック制御機能が仕組まれていて、大量のダウンロードなど回線に負荷を与えるような使い方をすると制限がかかるようになっています。それによって、限りある携帯電波帯域への影響を抑えて定額サービスを実現しているのでしょう。
(どうも「マルチポートドライバ」というものをインストールし外部アンテナで通信すると500Kという数字が安定して出るようで、初期の段階では100Kもでない状態らしいです)

では、通信機器についてです。ウィルコムではいわゆるスマートフォンと言われるAdvancedW-ZERO3[es](通称アドエス)を使っていました。これはWindowsMobileがOSとして採用してある端末で、携帯電話というよりも小型Windows端末でなおかつ通話ができるという位置づけのものです。フルキーボードが引出式で使えるのが特徴です。PCで通信するときはこれに付属のUSBコードで接続して使用します。

一方AU側ですが、通話用の端末はAUの一般の携帯端末を購入します。(今出ている機種ではINFOBAR2がいいなあと思っています)それにW05Kという通信カードを別途購入するのです。このカードは当然PCに装着しっぱなしですから、携帯通話とはまったく別にPC通信ができます。使い勝手としてはこちらの形態の方がいいでしょう。

あと、ウィルコムを使い始めてちょっと気になったのが通話可能エリアの問題です。PHSなのである程度エリアは限られると言うことは承知していたのですが、実際に使い始めるとビルのちょっと奥まった喫茶店などにはいっても圏外になったりして、不便に感じることが何回かありました。また、新幹線内で通信を行いたいというような場合でもAUの方が格段に使えるのはいうまでもありません。

上記のようなことにより、使い勝手についても、通信速度、通信カード形態、サービスエリアのいずれを考えてもAUに乗り換えた方が格段に向上するでしょう。

●というわけで

料金も安くて使い勝手も向上するということであれば、乗り換えない手はないですよね。躊躇するのはウィルコム端末を購入してまだ半年なので、もったいないなあというところなんですが、早く乗り換えた方が得には違いないのでキャンペーンをやっている1月中にはAUユーザーに戻ろうかなと思っています。

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