映画『扉をたたく人』

映画『扉をたたく人』を見てきました。(恵比寿ガーデンシネマ)

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妻を亡くし心を閉ざして生きていた大学教授が、ニューヨークで知り合った不法滞在移民の青年との出会いを通し、心を開いていく過程を描いています。

センチメントにならず、移民問題をからめながら、主人公の大学教授の心情の変化を見事に描いていると思いました。私としては「おすすめ」です。

主人公が青年の母親に自分のこれまでの生活を告白して「忙しいふりをしていただけだ。仕事をしているふりをしていただけなんだ。」と言った時は思わずドキッとしました。

映画の中でキーアイテムになっている「ジャンベ」ですが、誰もが一度はテレビなどで見たり聴いたりしたことがあるでしょう。アフリカの民族楽器です。とても楽しそうで映画を見ながら思わず「習ってみようかな」(笑)と真剣に思ったほどです。でもマンションじゃ練習できないし~、とか真剣に悩みました、映画見ながら(笑)

ロビーに実物がさりげなく置かれていたのが心憎い演出。

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実は恵比寿ガーデンプレイスって始めて足を踏み入れました。(遅れてる!)

映画を見終わった1時過ぎ、38階の展望レストラン<千房>でお好み焼きを食べながら遅めのランチ。写真は林試の森公園方面の眺めです。

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