倉敷・尾道旅行の1日目は大原美術館と倉敷美観地区の散策です。
倉敷駅北口でリムジンバスを降りたら倉敷駅を横断して南口に出ると、美観地区の広がる方面となります。
10分ほど歩くと美観地区入り口の交差点です。
美観地区とは伝統的な建物や街並みを保存して観光資源としている地区のこと。
出発時は小雨がそぼ降る天気で、倉敷川の両岸に植えられている柳がとてもしっとりとして情緒が出ていました。
倉敷川には白鳥が優雅に。
そしてその美観地区の中に大きな位置を占める大原美術館。
中は本館、分館、工芸・東洋館の3つの建物からなっています。本館は西洋絵画、分館は日本の画家作品、工芸・東洋館は日本の陶器や中国古美術など。かなりの広さになりますので全部をゆっくり見ると半日は必要かもしれません。
(入館パンフレットより)
特に本館の西洋絵画コレクションはすごいですね。知っているまたは見たことがあるという絵が次から次へと現れます。
中でもこのセガンティーニの「アルプスの真昼」という絵は、そのハッとするような青の明るさに引き込まれてしまいました。
ただ、夏休みで「チルドレンス・アート・ミュージアム」という催しをやっていて、親子連れなどの子供達がわんさかわんさか・・・
ちょっと落ち着いて観るという雰囲気でなかったのが残念でした。でもイヤホンガイドを借りて、解説を聞きながらゆっくりと時間を楽しみました。
この美術館は日頃からいろいろな企画をやっていてより多くの人に美術を楽しんでもらおうという姿勢が感じられます。絵の飾り方も非常にオープンで無防備とも思えるくらい。
さて、美術館を出ると雨は上がっていました。
美術館の並びにある伝統的な建物の前に黒板が出ていて「当面の相場見通し 日経平均株価は8月9日に約5ヶ月ぶりに9000円台を割り込んだ・・・」などと掲示されていました。建物を見ると「北田証券」と掲げられています。本物の証券会社なんですね。
倉敷川です。天気が良ければくらしき川舟流しというのに乗って川から景観を楽しみたかったのですがちょっと残念でした。
大橋家住宅に立ち寄りました。倉敷の由緒ある名家の建物。町屋作りの内部を見ることができます。
居間でくつろいでみました(笑)
倉敷物語館内にあるカフェで一休み。
倉敷アイビースクエア。明治時代の倉敷紡績の建物を利用してホテルや展示場などのいろいろな施設として利用されています。
これはホテル部の外観。
金賞コロッケという言葉に引かれてコロッケの買い食い。揚げたては熱くてうまかった!
川から外れた通りにも歴史的な外観の建物をあちらこちらに見ることができます。この辺一体は本当に保存地区なんですね。楽しめます。
美観地区から駅に向かう通りが商店街になっているのですが、天然酵母のパン屋が。そういえばホテルは食事がついてなかったんだっけと思い出し朝食用のパンを調達。(ただし、チェックイン時に実は朝食がついていることが判明したことは概要編に書きました)
駅前に着き天満屋へ。天満屋って女子マラソンなどの選手が所属する会社として名前だけは知っていましたが実際の店舗は初めてです。外観は伝統を感じさせる落ち着いたデザインとなっています。
夕食もかねて駅前に来たのですが、疲れたので岡山の美味しい弁当を買って帰り、ホテルでくつろいで食べようと地下の食品売り場へ行きました。
ひとつは天むす風のおにぎりの詰め合わせ、もうひとつがばら寿司というのかな、岡山名物らしいです。
倉敷の夜景を楽しみながら缶ビール片手にスイートルームでおいしくいただきました。
これで1日目、倉敷散歩は終了。11,000歩。
コメント