東京散歩:3.旧街道を歩く『川越街道旧道』

【江戸時代の川越街道は、中山道の板橋宿にあった平尾追分で分かれ、大山を経て川越へ向かった。この旧川越街道をたどる。現在は活気のある商店街があり、賑やかなコース。】所要:1.5時間
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より

~全119コース中68コース目~


旧川越街道を辿りました。東武東上線のときわ台駅をスタートし、下板橋駅まで短めのコースです。半分ほどは商店街を通るという楽しいコースでした。


東武東上線のときわ台駅。初めて降りました。駅前のロータリーから放射状に街が広がっています。田園調布や日吉と同じですね。


さっそく踏切を渡り川越街道のある南側に向かいます。


商店街を抜けると石神井川にかかる下頭橋(げとうばし)を渡りますが、ここからが本日のコースで旧川越街道に相当する道に入ります。
下頭橋のたもとには六蔵祠という小さなほこらがありお地蔵様があります。で、この通りが下頭橋通り商店街といいます。通りの街灯のお地蔵様のキャラクターがかわいいですね。目をつぶっているバージョンもありました。


旧街道の通りから現在の川越街道(国道254号)へ合流します。


少し脇に入ったところにあった大山福地蔵尊。商売繁盛と安産の御利益があるとのこと。


ここからハッピーロード大山商店街になります。旧街道がアーケード商店街になってるなんて珍しいと思います。
早々とサンタクロースが・・・


商店街の中に「大曽(ダイソウ)ストアー」なるお店がありました。一瞬百均のお店かと思いましたが普通のスーパーでした。


アーケードの終点がいきなり踏切。東上線の大山駅です。


道路は山手通りを横切ります。本来の旧川越街道はここからまっすぐ進み平尾追分までいくのですが、今日のコースは右に折れ、子易神社、氷川神社をめぐって板橋駅方面に向かいます。


子易(こやす)神社(安産)の正面階段はなかなか風情がありました。この写真は境内から道路側を見たところです。


煙突のある焼き鳥屋さん。いいにおいの煙がでるんだろうな。


氷川神社境内にある池袋富士塚。わりと小規模な富士塚ですが、よく作られていました。現在は立ち入り禁止になっているようで上れなくて残念。


終点の下板橋駅。駅名は板橋ですが、住所は豊島区池袋本町になります。もっともこの少し先にある埼京線の板橋駅もホームの半分は同じく豊島区ですけどね。だいたい東武東上線は板橋と豊島区、練馬区の区境を走っていて、東武練馬駅も住所は板橋区だったりしてややこしいですね。

今日のコースは商店街が多かったこと、割と距離が短かったことなど、お気楽でした。8500歩。


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