
3日目は松山市内観光。

まず、ホテルのある大街道近くの「坂の上の雲ミュージアム」へ。司馬遼太郎の小説にちなんだ博物館です。なだらかなスロープを回遊しながら小説の世界をめぐっていきます。

ミュージアムから見える趣のある洋館。萬翠荘です。

萬翠荘まで足を伸ばしてきました。大正時代のもの。

さて、松山市内の移動は伊予鉄の電車やバスが便利。1Dayチケットを購入しました。400円で乗り放題。また、プラス100円で坊ちゃん列車にも乗車可能です。

いったん松山市街から離れ、バスで30分ほどの砥部市へ。

目的地はとべ動物園です。何を今更動物園・・・という感じなのですが、どうしても会いたい動物がいるんです。

ホッキョクグマのピース。14年前にこの動物園で生まれたピース。飼育員さんによくなついた愛らしい赤ちゃんグマの姿はNHKの番組で知りました。その後元気に育っているようです。

再びバスで松山市内へ。松山市駅から坊ちゃん列車に乗車しました。こんなにかわいい蒸気機関車風の列車が市内を駆け抜けていきます。

車掌さんが大きなよく通る声でガイドしてくれます。この車両が新潟鐵工で作られたとか、ディーゼルで走っているけどポイントへ信号を送るために手動でパンタグラフ風のものを上げるとか豆知識風のお話をいろいろしてくれました。おまけに私がカメラを持っているのを見ると写真とって上げますと無理矢理写真撮ってくれたり(笑)

道後温泉着。さっそくぼっちゃんからくり時計が出迎えてくれました。今回の旅行に先立って「ぼっちゃん」を読んでおいて良かった。

道後温泉本館。せっかく来たけどいろいろな都合で入浴はせず、外から眺めるだけで終えました。(どんな都合だ!)

愛媛へ来たら食べてみたかった鯛めし。

だしと生卵に鯛を加えて、ご飯にぶっかける、とそんな感じです。生卵ご飯が好きならとてもおいしいと思います。

松山市内にはぼっちゃんだんごがあちこちに売られていましたが、元祖というつぼや菓子舗のイートインでいただきました。ぼっちゃんが食べた団子はこんな感じだったのでしょうか。冷たい緑茶付きでしたが、涼しそうな器に感激しました。

道後温泉駅。坊ちゃん列車が停車中。
坊ちゃんを読んで驚いたのが、松山の町を田舎町とかさんざん言いたい放題に言っているんですね、主人公の坊ちゃんが。こんな小説をうけいれるなんておおらかなんですね、松山の人たちって。

さて、飛行機の時刻が近づいてきました。道後温泉駅から松山空港行きのリムジンバスに乗り込んで帰路へ。

お土産に買ったみかんドレッシングとマーマレード。ドレッシング、さっぱりしていておいしかったですよ。
倉敷・尾道に旅行したときにも感じたのですが、瀬戸内海地方ってなんか暮らしやすそうっていう感じがしました。温暖な気候だけでなく、町に活気もあり、歴史と文化を感じさせる雰囲気がただよっています。また訪れてみたいと思いました。


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