【全長約8kmの目黒川は、世田谷、目黒、品川を通り東京湾へと流れ込んでいる。春には桜並木が川沿いを彩り、お花見散歩にぴったり。景色の変化や野鳥を眺めながら歩いて行く。】所要:1.5時間
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より
~全119コース中113コース目~
お花見や最近ではツリーの電飾などで話題の目黒川を歩くコース。池尻大橋から権太坂下まで途中西郷山公園に立ち寄るほかはほぼ川沿いの桜並木を歩いて行く。
池尻大橋から目黒川は始まる。北沢川と烏山川が合流する三宿から目黒川は始まるが、ここまでは暗渠となっていて、ここから川辺が始まる。
水量は結構豊富だ。両岸の道路もずっと桜並木になっていて、本当は桜の季節にこそ歩きたい。
巨大な円形の建物が目黒川横にある。これは首都高渋谷線と中央環状線を結ぶ大橋ジャンクション。上部が天空庭園となっているらしい。
山手通り(と中央環状線)をくぐって今度は左岸を歩く。
桜植樹記念碑。最初は地元有志によって植樹されたとのこと。
菅刈(すげかり)公園。一部が農園のようになっている。
公園裏手には斜面を登る通路があるが、やはり川から離れると高台になっていくことがわかる。
裏手には西郷山公園。西郷隆盛の弟、西郷従道の屋敷、庭園だったことから西郷山と呼ばれている。
一番上まで上がると西郷邸跡の碑があり、眼下を見下ろしている。
たくさんの人々がくつろいでいた。けっこう眺めがいい。
目黒川に戻りさらに下流に歩いて行くと、長崎カステラの福砂屋東京工場がすぐ横に建っていた。
中目黒に近づくにつれて雰囲気がすこしオシャレになっていく。
中目黒駅のホーム下をくぐる。
目黒川船入場。川の資料館が併設されている。
この辺は川に鳥の姿を多く見ることができた。案内板にも「魚と野鳥がすむ目黒川」となっていて、ウソではない。
目黒区民センターから左岸へ渡る連絡橋の下をくぐる。
目黒駅近くまで来ると桜の木も本格的になってくる。
新橋から目黒駅方面へ権之助坂を登っていく。
もうすぐ目黒駅というところで「品川区」の看板が。そう目黒駅は品川区にあったのだ。
コメント