【大使館の集まる麻布で、10以上の大使館をめぐる。高級な住宅街には外国人の住民が多く、まるで海外のような雰囲気を味わう。途中の有栖川宮記念公園は皇族の御用地だった。】所要:2.5時間
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より
~全120コース中114コース目~
麻布あたりには本当にたくさんの大使館が存在する。今回のコースはそれらを確認しながら歩いて行きたい。
地下鉄日比谷線広尾駅を出たところの交差点をスタート。ちなみに写真に写っている都バスは目黒川の散歩を終えて、目黒駅から広尾橋まで私が乗ってきた東京タワー行きのバス。
1本中に入ると大通りの喧噪がウソのようにしずかな道となる。
まずはノルウェー大使館。
その向かい側にはスイス大使館。ちょうど職員らしき女性が出てこられたが、赤いスカーフのようなものを着けていていかにもスイスという感じの制服だった。
これなんて読むんだろうと思っていたら・・・
しばらくあるくと「こうがい」とのふりがなを発見。笄ってなんだろうと調べてみたら、髪かき、または刀のさやにさしておくもののことをいうらしい。このへんの地名に笄という名前がついた由来はいくつかあるとのこと。
ルーマニア大使館。
大使館を探しているとたいてい国旗が形容されている建物が遠くから確認できるのでわかりやすい。
この国旗はギリシャ。
ラオス大使館。大使館の門には正式な国名が現地語、日本語、英語なので掻かれていることが多く、興味深い。
ふと左側を見ると六本木ヒルズがそびている。
近くの公園は奇抜な遊具が並び、外国人の親子が何組か遊んでいた。
ステレオサウンド社の社屋があった。HiViはたまに見るけどステレオサウンド社が発行しているとは知らなかった。
麻布十番の商店街。
そこを暗闇坂を登っていく。
するとオーストリア大使館の横を通る。双頭の鷲。
坂の途中でバブルの象徴のようなビルが見えてくる。後ほど前を歩くのだが麻布ヒルズという建物。地震とか来たら怖そう。
アルゼンチン大使館。
ブルキナファソ大使館。西アフリカの国。初めて聞いた国だ。
がま池の説明板。今でも池はあるようだが、マンションの敷地内となっているらしい。そういえば以前、ブラタモリで訪れていたような記憶がある。
マダガスカル大使館。
カタール大使館。
有栖川宮記念公園の中を通る。先週、いやというほど箱根の石畳を歩いたので、もう石畳は歩きたくないのだが、コースにあるのでしかたない・・・
公園横にあるドイツ大使館。ベルリンの壁をモチーフにした展示が壁面を使ってディスプレイしてあった。
フランス大使館。
フィンランド大使館
アルジェリア大使館
パキスタン大使館
イラン大使館
イラン大使館の前から細い路地に入り込み三田方面に向かう。
1号線がカーブしているところから少し入ったところにハンガリー大使館。
オーストラ
リア大使館。非常に敷地も広く、建物も立派な大使館。おそらく規模としてはアメリカ大使館、イギリス大使館並なのではないだろうか。
イタリア大使館。これは公邸かも。
桜田通りを横断するときに東京タワーが現れた。
ゴールの三田線三田駅前にそびえているNECビル。このビルの形はずっと昔から私の中では三田のランドマークだった。
麻布ってほんと外国の雰囲気が色濃い地域だと感じた。あまり住むところではないような気はするが。
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