【旧芝離宮恩賜庭園と浜離宮恩賜庭園を散策する。どちらも海水を取り込む潮入の池だったが、現在は浜離宮恩賜庭園のみに残る。レインボーブリッジの眺望も素晴らしい。】所要:2時間
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より
~全120コース中120コース目~
2002年5月に「東京 山手・下町散歩」(昭文社)を入手してからぽつぽつと歩き始めてから12年。いよいよこれが最後のコースだ。浜松町から旧芝離宮庭園、竹芝桟橋、浜離宮庭園をめぐり、新橋まで。
浜松町駅のプレート。増上寺と東京タワーをあしらってある。
浜松町駅に隣接している旧芝離宮恩賜庭園。前を通り過ぎたことは何回もあるが、ここを訪れるのは実は始めてだ。入場料150円。
入ってすぐに藤棚があり、ボランティアガイドの案内が掲示してあった。あと5分ほどで始まるらしい。グッドタイミング、参加させていただくこととした。
お二人の女性ガイドさんが園内を案内してくださる。
池は汐入り式といい、海水を取り入れていた。今は埋め立てで海から遠くなっているので真水だが。
10月桜。10月から3月くらいまで咲いているとのこと。とてもきれいだ、冬の桜。
向こうには汐留のビル群がそびえる。
使われている岩はみんな黒っぽいが、富士山の溶岩石が使われているとのこと。
鴨がたくさんいた。冬になるとやってくるという。
西側を見るとモノレール駅舎と東京タワーが見え、浜松町であることを感じさせる。
芝離宮を出て海に向かう。ゆりかもめの竹芝駅。左が竹芝客船ターミナルだ。
ホテルのまわりをぐるっとまわると桟橋に上がれる。
レインボウブリッジの眺望が素晴らしい。
船へは飛行機のようにブリッジが延びる方式だ。
客船ターミナル前の広場。
劇団四季の劇場。ゆりかもめからよく見えるところだ。
浜離宮庭園。こちらも汐入方式の池のある庭園で今でも海水を取り入れている。今まで何回か訪れているので今日は入り口だけでパス。
銀座方面へ歩いて行くと朝日新聞の裏手あたりに踏切の信号機がぽつんと立っている。昔、汐留や築地市場方面への引き込み線がここを通っていたときのものが記憶を残したいということで有志によって残されている。
地下の駐車場へ潜る。ここは時折テレビで紹介されている帝里加(デリカ)という中華料理屋さん。けっこう客が来るらしい。
このまま歩いて中央通りまで行ってしまおう。
中央通りに出て銀座方面を見る。
そしてゴールの新橋駅。
今日は、年末ということですべてのコースを回りきりたいと思い、4つも1日で歩いた。万歩計は29,000歩。20キロちょっとというところだろうか。
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