開発の鉄人@新潟

新潟市の新潟日報メディアシップホールで開催された「開発の鉄人@新潟」に見学参加してきた。
1か月ほど前、新潟日報にこのイベントの紹介記事が載っていたのを見て申し込んでおいたものだ。

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今日は朝から快晴、気温も10度近くまで上昇して気持ちの良い土曜日。

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新潟日報メディアシップは万代シティーの万代橋たもとにあり、そこの2階に会場のホールがある。

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メインのイベントは、当日会場で見学者からシステム開発事案を募り、その場でモデリングし、システム開発までやってしまおうというもの。
東京ではすでに実施されているが、地方都市で開催するのは初めての試みとのこと。

■特別講演

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まず、「加速化する電子政府の動向と超高速開発への期待」という演題で、総務省行政管理局技術顧問の高橋邦明氏の講演。
省庁を取り巻く環境を概観し、そこにシステムというものはもうツールではなく、業務自体の一部として組み込まれている。以前は基幹システムなどは年単位の開発期間をかけて億単位の費用でくみ上げていたが、超高速開発はとりまく環境を打破する突破口になる、というようなお話。

■4組の開発チーム登場

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本日のメイン、その場で1時間でシステムをくみ上げる、というテーマに挑戦する4組の開発チームが紹介された。

■開発事案の応募とモデリング

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ツールによる開発の前に、開発事案を会場の見学者から募集された。何人かの方から実際に直面しているテーマの提案があった。

・生産管理
・ビルサービス管理
・勤怠管理

見学者の挙手により、一番希望者の多かったビルサービス管理を取り上げることに決まった。

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モデリングを担当するのは渡辺幸三氏。その場でホワイトボードに向かってテーブル構成を書き上げていく。テーマ提供者や、他の見学者の意見も聴きながら、2枚のホワイトボードに10数個のテーブルを列挙していかれた。

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渡辺氏は
データモデリングをしっかり作ればアプリは一瞬で作れる
と、言われる。これはうなずけるし、データベース設計ではよく言われていることだ。
また、
妄想力を使っていきなりモデリングしてしまい、それをもとにユーザと手直ししていく
というのが効率の良い、しっかりした業務システムを作るやり方だそうだ。
実際に今日のモデリングは、「ビル管理サービス」という業務を想像しながら次々とテーブルを組み上げられて行かれた。これはすばらしいと思った。

話の中で言われていた印象に残った言葉。

間違うことを恐れずに書いてしまおう
モデリングは形にしないと評価できない。とりあえず想像をたくましくして書いてしまおう。それをもとにユーザと理想の形を作り上げていくのが良い。なるほど。

基本的には複合キーでユニークを確保する
シリアルナンバーをキーにすると柔軟な対応ができるが、運用すると意味不明なレコードが出てきたりする危険性が高い。基本は他テーブルとリンクした複合キーでユニークを確保するべきということ。

■超高速開発実演

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4つの開発チームが渡辺氏の設計したデータモデルをもとに1時間でどこまでシステムを組み上げることができるかを実演した。4人のチームから一人のチームまで、それぞれ各自の開発したツールや得意とするツールを使って業務システムを組み上げていった。

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各PCの画面はプロジェクターに映され、インタビュアーが作業に割り込んで話を聞いていく。また、見学者も自由に各チームを取り囲み質問したりする。
きっかり1時間で作業終了。その後各チームの発表と渡辺氏氏による講評があった。それぞれのツールによりアプローチの仕方が異なり面白かった。また、モデリングがしっかりしているからこその超高速開発だなあと納得した。

■新潟のITを育てる会代表のあいさつ

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本日の模様は後日YouTubeへアップされるそうだ。

これがアップされた動画。

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このイベントを主催された樋山氏からお話があった。新潟をITで元気にしようという熱意が伝わる。どうもありがとうございました。

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