先日テレビ朝日の題名のない音楽会を見ていたところ、水谷豊と檀れいがゲストで出てきて、映画「太陽とボレロ」の紹介(宣伝)をしていました。アマチュアオーケストラの運営問題を扱った映画のようで興味がわき、見に行ってきました。(Tジョイ長岡)
監督・脚本は水谷豊。
アマチュア音楽団体の運営
映画に登場するのは架空の地方都市にあるアマチュアオーケストラ。支援企業の経営不振により運営が立ち行かなくなり、解散せざるを得なくなった。
アマチュアの音楽団体の運営はそんなに直接接したことはないけれど、難しいのだろうなとは想像がつきます。現在、ホームページを担当している地元の合唱団もなかなか運営は大変そうなところがあるようです。
でもみんな音楽が好き、という気持ちで結ばれていることは確か。それがアマチュアの音楽活動のだいご味だと思います。
映画もそんなみんなの気持ちを、コメディータッチを交えて表現していました。
西本智実が出演
映画には女性指揮者の西本智実が出演していました。
映画の冒頭は西本智実指揮するプロのオーケストラのシーンから始まり、ビゼーのアルルの女からファランドールを演奏。まるごと聴かせてくれました。
ストーリーの役回りでも割とキーになる役どころで出演。
そして映画のラストはラベルのボレロを演奏。映画館の音響ってすごいですね。実際のコンサートホールで聴くよりもダイレクトに音が迫ってくる感覚は感動モノでした。
肩の張らない娯楽映画としておすすめ
コメディータッチを織り交ぜた演出もあり、肩ひじ張らずにストーリーに入ることができます。単純にクラシック音楽がテーマの映画で、演奏を楽しめる、というだけで観ても満足するかもしれません。
音楽好き、アマチュア音楽活動を行っている方に、楽しんで観ていただけるのではと思いました。
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