イーディ、83歳　はじめての山登り

Amazonプライムで映画を観ました。2020年のイギリス映画「イーディ、83歳　はじめての山登り」です。分野でいうとヒューマンドラマということになるでしょうか。

ストーリーは題名通り83歳の主人公イーディが人生で初めて山登りを行うということを描いています。

主人公の夫は結婚した時から妻のイーディに高圧的でしたが、そんな夫が車いす生活になり、今度は介護の毎日を過ごします。それが30年続く。子育ても行い80歳になったときに夫は無くなります。

この主人公イーディの人生を思うと胸が痛くなります。夫が亡くなったイーディに対して娘は介護施設に入るよう勧める日々が過ぎてゆきます。

そんなイーディがふとしたことでスコットランドのスイルベン山に登ると思い立つのですが、山頂にたどり着くまでに様々な経験をします。それらを通して「人を頼ることの大切さ」に気づいていきます。

それまでたどってきた人生と現実から、一人で生きるということを選択してしまうのはいたしかたないですが、現実を一歩飛び出した行動をすることでそんな価値観もだんだんと変わっていくんだなと言うことが感じられました。