中之島にある妙栄寺で開催された「お寺 de コンサート」を聴いてきました。(前回(4月)のコンサートはこちら)
今日の出演は「アンサンブル・オビリー 派生ユニット fff(スリーエフ)」です。構成はチェロとコントラバスという珍しい組み合わせ。
プログラムは、前半がクラシック音楽、後半が耳なじみのある曲という構成。
ロッシーニのチェロとコントラバスのために書かれたというソナタはとても聴きごたえがありました。ロッシーニらしい溌溂とした曲で奏者のお二人も汗をかきつつの熱演でした。
奏者はおなじみのチェロの片野大輔さんとコントラバスの星野勝彦さん。
おしゃべりはもっぱら片野さんの担当でしたが、さすが話しなれていらっしゃいました。星野さんはアレンジや指揮もなさるとのことで、今回のプログラムの最後「四季の唱歌~新潟スペシャル~」も星野さんの力作。新潟の海を描いた北原白秋の「砂山」。これに曲を付けた山田耕作と中山晋平のそれぞれの曲を最初と最後に置き、間に日本の四季を歌った唱歌や新潟にちなんだ唱歌をちりばめるという構成。新潟にちなんだ唱歌は花嫁人形(蕗谷小路作詞)しかわからなかったなあ。
終演後、住職が挨拶をされました。このコンサートは無料ですが、演奏者への出演料はお寺が出しているのでしょう。「少ない出演料で申し訳ありません」と言われていました。
雨模様の日でした、休日の朝を満たされた気持ちで過ごすことができました。いつもありがとうございます。
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