Meta Quest 3S
先日VRゴーグルを購入しました。
Meta Quest 3Sという機種です。Amazonで4万8千円。
左側の箱はゴーグル本体。右側はゴーグルを頭に固定させるためのストラップです。一応本体にもストラップは付いているのですが、がっしりと固定しないと顔面が痛くなるとの意見を多数みかけたので、一緒に購入しました。
このMeta Quest 3Sは今年の11月に発売されたばかり。それまではMeta Quest 3という機種が売れ筋でしたが、これはその廉価版という位置づけです。前面にレンズのようなものがありますが、この機種の特徴として、VR(Virtual Reality 仮想現実)映像を見るだけでなく、MR(Mixed Reality 複合現実)映像を見ることも可能になっています。複合とは目の前の現実と作り出した仮想映像が複合されるということす。例えば、ペットの仮想映像を使って、自分の部屋であたかもペットを飼っているかのような世界を作り出したりできます。
またとにかく、このようなすごいものが5万円程で手に入るとは驚きです。これだから健康に長生きし、さまざまなものを見たり体験したりしていきたいというものです。
運動不足解消が一番の目的
実は私がこのVRゴーグルを手に入れたのは運動不足解消が目的です。
VRゴーグル用にたくさんのアプリやゲームが出ているのですが、その中の分野に「リズムゲーム」「フィットネス」というものがあります。
この写真はBeat Saberというリズムゲームアプリを私が実際に遊んでいる画面のスクリーンショットです。両手にコントローラーを持って構えるのですが、映像内ではスターウォーズのライトセーバーのようなスティックが手の動きに合わせて動きます。上の写真はちょうど左手の赤いスティックを使って向こうから跳んでいた赤いキューブを叩き切った瞬間です。
奥の方からどんどんキューブが飛んできます。それをリズミックな音楽に合わせてキューブに描かれている矢印の方向に切っていくというゲームです。ある時は壁が迫ってきてそれを避けるために体を傾けたりしゃがんだりもします。まあ、結構な全身運動と素早い判断を求められるゲームです。
毎朝10分間行っています。
全世界の道路をサイクリング!
もう一つ行っているのがサイクリングを行える「VZFIT」というアプリ。
上の写真のように、実写のような風景を進んでいきます。この風景はGoogleマップで見ることができるストリートビューのデータで作られています。つまり、全世界の道路、または地元の地域の道路も表示させることができ、実際にサイクリングすることができます。
サイクリングと書いていますが、エアロバイクがなくとも、両腕を振ることによっても前に進むことができます。腕だけ振ったり、足踏みしたり、軽くジョギングのようにしたり、はたまたスクワットを組み合わせたり、とにかく腕ふりを組み合わせることにより前進できるんです。
映像にはトレーナーを表示することもでき、トレーナーの動きをマネしていくと、それなりの距離を進め、かなりの運動になります。
フィットネスバイクを手に入れる
とはいえ、やはりサイクリングしたいという欲望が出てきて、いろいろ物色しました。長続きするかどうかわからなかったので中古を安く手に入れられないかと、メルカリやヤフオクなども物色しました。その結果ジモティで無料で譲ってくれるという人と取引成功。十日町市まで引き取りに行って譲っていただきました。
それがこれ。液晶部分の表示欠けがあるのですが、どうせゴーグルをつけていて、バイクの速度やカロリー表示などは不要ですので何の問題もありません。本当にありがたかったです。
どうやってバイクのペダリングをゴーグルに伝えるかというとケイデンスセンサーというモノがあるんです。本物のサイクリングする人向けのもので、自転車のペダルに取り付けて、スマホや専用の情報表示器にBluetooth接続でペダルの回転数を伝えるものです。
それをエアロバイクのペダルに取り付けて、Meta Quest 3Sに伝え、VZFITアプリで実際に道路を走行している映像が映るというしくみです。
私が買ったのはこちらです。
楽しい!
ゴーグルをつけてエアロバイクを漕いでいる私の姿の写真は恥ずかしくて出せませんが、楽しい!
これはアメリカのニューヨーク州の郊外を走っている映像。
風景はストリートビューそのものです。道路の両端は流れるように動くのですが、風景はカクッ、カクッと入れ替わる感じになります。でも周りを見回すとアメリカの風景そのものが広がっているので、意識は現地で走っているように没入してしまいます。
ゴーグル内の映像には上部にHUD(ヘッドアップティスプレイ)が表示されていて、ペダリングの力やカロリー、進んで距離や時間などが常に見ることができます。
またトレーナーのサラが伴奏してくれて、時々励ましの声をかけてくれます。
自分の走っているルートと現在地がHUDにマップ上に表示されています。
今考えているのは昨年まで歩いた東海道53次を、このサイクリングで走破してみようかなということです。楽しみです。
楽しいアプリがいっぱい
これらの他にもいろいろとアプリを試しているのですが、卓球、ネズミを主人公としたアドベンチャーゲーム、バットマンゲーム、指揮者ゲーム(太鼓でドンの指揮者版みたいなもの)など、いろいろあります。
VZFITと同様Googleマップの映像を使っているアプリでFLYというアプリも楽しんでいます。これは自由自在に空を飛べるものです。見附市の自宅を飛び立ち、刈谷田川、信濃川を辿って新潟市まで遊覧飛行しましたが楽しかった。
また、宇宙ステーションのVR映像をたっぷり楽しめる映像なども見ることができ、本物の宇宙飛行士になったような気分を味わうこともできます。
年末年始はVR三昧で過ごす予定😁
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