【アクア2年の総括No.1】燃費編

現在の愛車、トヨタアクアに乗り始めてちょうど2年が経過しました。

これまで乗ってきて感じた魅力、イマイチなところなどをまとめておきたいと思います。

まず今回はアクアの最も大きな魅力である燃費について書きます。

燃費最高

高燃費はアクア最大の魅力です。
給油ごとに満タン法で燃費を記録していますが、2年間乗っていて最も良い燃費だったのはリッター当たり32キロでした。これは下道で群馬往復と長野往復を行った時です。
逆に最も燃費が低かったのは17キロで昨年末から今年の年始の間の数字です。2年間トータルでリッター当たり25キロとなりました。

燃費の傾向
下道の巡行が高燃費。高速巡行はそれほど伸びない。

群馬往復と長野往復を走った時はすべて下道でした。また季節も5月初旬でエアコンの負荷も高くなく、好条件が重なったと思われます。

下道の長距離であれば山道かどうかは関係ないようです。登れば下るから平準化されるのです。ハイブリッドシステムは速度を落とすときにバッテリーに充電し、負荷が必要な時に充電された電気で走行するので、上り下りをうまく乗りこなしてくれます。

逆に高速道路ではバッテリーの出番は少なく、ほとんどエンジンだけで走行するので、燃費としてはあがらないことになります。

冬タイヤは燃費が犠牲になる

冬タイヤを履くと燃費が落ちます。これはタイヤの特性によるもので納得できますね。溝が多く、接地抵抗が大きくなる冬タイヤは当然燃費が悪くなるのは分かります。

最も過酷なのは、冬タイヤ+近郊のみの場合

そんな冬タイヤの時期なのですが、顕著に燃費が伸びないのは近郊にみを走った時です。

ストップアンドゴーをくり返す近郊での走行は、モーターを多用するハイブリッドシステムにとっては、それほど燃費にダメージを与えないと思っていました。ところが現実はかなり燃費が下がります。
その理由は一度の走行における距離が短いことにあると思います。
いくらバッテリーによるモーター走行するとはいえ、バッテリーへの蓄電走行が少なければモーター走行できないわけです。なので高い頻度でエンジンが蓄電用に回ってしまいます。

また、冬の期間は暖房を働かせますが、アクアもエンジンの排熱を熱源としています。なので、暖房用のためにエンジンを起動させる時間が多くなり、燃費に影響を与えます。
また、シートヒーターとハンドルヒーターも冬期間は常用しますので、これも燃費に影響していると思います。

走りは犠牲にしていない

燃費が高いというと、走りがまったりして、両立できていないのではという疑問がわくかもしれません。
しかし、このアクアはまったくそんなことはありません。高速の合流もとてもスムーズ。何なら一般道の信号ダッシュを行ったとしても負けないと思います。
それはハイブリッドでのモーターのおかげなんですが、バッテリーもバイポーラ型ニッケル水素電池が採用され、瞬間的な出力に余裕があるからです。

高燃費の幸せ

アクアを選択した大きな理由は燃費が良いことでした。2年間乗ってきてやはりこれがとても幸せに感じます。

特に最近のガソリン高騰でも気持ちはゆったりです。

コメント