【アクア2年の総括No.2】走行性能編

燃費編では、アクアの最大の魅力である高燃費について書きました。
では、その引き換えに走行性能に何か影響を与えているのか感じたことを書きます。

専門家ではない一般ドライバーとして

まず、私は走りに関して「楽しさ」を求めていません。思った通りに加速、原則して、気を使わずに走行してくれればいいと思っています。

そういう立場からはまったく不満のない走りです。日常的に一番多く使う、市内での5分から10分くらいの走行では、ほとんどがモーターで静かに力強く加減速してくれます。

郊外に出ると50km/hを超えるくらいからエンジン駆動に切り替わります。エネルギーモニターで常時画面に、エンジンとバッテリーと駆動とエネルギー供給方向がアニメーション表示されるので、意識した運転を行えます。

また、高速道路では爆加速はしないものの、必要な時に必要な加速をしてくれるので、こちらもまったく快適です。

静かなモーター走行

発進時から時速40kmか50kmくらいまではモーターのみで駆動されます。この時、基本的にはエンジンはかからない(エアコンや充電状況によりかかることがあります)のでとても静か。これはEVでも同様だと思いますが、従来のエンジンのみの駆動と比べると、最初はとまどいますが、静かに力強く加速してくれるので、今ではすごく快適に感じます。

また、EVモードというのが選べ、このボタンを押すと可能な限りモーターだけで走行してくれます。早朝の住宅街などで便利です。

走りやすくエコな快感ペダル

アクアには快感ペダルという機構が備わっています。

どういうものかというと、アクセルを緩めるとエンジンブレーキ(回生ブレーキ)が自動的にかかってくれるようになるモードです。日産のノートなどに搭載されているe-POWERと同様な機能です。

これはとても便利。以前のダイハツミラに乗っていた時も、ブレーキは必ずシフトレバーをBモードに下げてエンジンブレーキをかけていたほどなので、アクセルを緩めるだけでエンジンブレーキがかかってくれるのは願ったりかなったりです。

ただひとつ不満があります。このモードはドライブモードをPOWER+にしたときだけ有効になります。ノーマルモードやエコモードでは働きません。
それはそれとして、ドライブモードはエンジンを切るとリセットされてしまうので、運転を開始するたびにかならずPOWER+に切り替える操作を行わなければいけません。なんとかドライブモードを記憶してくれるといいのですが。

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