notionからEvernoteに戻った理由

メモ・情報整理ツールとして、長年使ってきたEvernoteに嫌気がさし、最終的にnotionに全面移行した経緯は以下の記事にまとめていて、これはとてもよく読まれているようです。

本当によく揺れ動いて、あっちに行ったりこっちに行ったりしていたのですが、今月(2025年4月)に入ってEvernoteに舞い戻ってきました。

そもそもなんでEvernoteから離れたかったのか

上の記事の重複になりますが、

  1. 軽快な入力性が損なわれた
  2. 画面がスマートではなくなった
  3. 細かいところで今までの挙動が変わった

といったところが発端です。その後、料金の値上げがあったり、運営体制がかなり変わり将来に不安を感じたり、極めつけは「閉じる」ボタンの挙動の不具合が3年越しで何の対応もされなかった現状に嫌気がさしました。

4度離れて4度戻ってくる

その後、notionやUpNoteとの間をいったりきたりして、そのたびにEvernoteに戻ってくるということを4回繰り返しました。そして今現在はメインはEvernoteで、そして一部はnotionに残しています。

ではどうして最終的にEvernoteで落ち着いているかというと、以前の旧Evernoteに比べると軽快でなかったりスマートではなかったりはするのですが、それでも他ツールと比べて純粋なメモとしての使い勝手、見栄えは長い歴史に裏打ちされていて、自分にとってはそこは譲れなかったからです。

以下のような点がEvernoteの特筆点です

  1. スタック、ノートブック、ノートという構造がシンプルで把握しやすい
  2. ワープロ的な画面構成、操作感が「書く」ということに集中しやすい
  3. 画像やPDF文書のプレビューがスマートで格段に見やすい
  4. 検索を「やりたい」と思えるほどシンプル&秀逸

一方notionに残したものはどのようなものかというと、データベースとして管理していてEvernoteでは代替がやりにくいものです。

例えばスマホ相談の内容一覧をDBで蓄積して、相談日や分野などで絞り込んだり講座で説明を行ったかどうかなどの管理もしています。Excelやスプレッドシートで管理すればそれでもいいのですが、notionのページにシームレスに埋め込める便利さはnotionならではのものです。

現在の状態の整理

ということで現在はEvernote中心に情報整理しています。

  1. 毎週・毎日のプラン表
  2. 日記
  3. 読書記録
  4. 備忘録
  5. パソコンやスマホの啓蒙作業の記録
  6. Webサイト作成についての情報整理(サーバ情報、記事執筆メモなど)
  7. 作成したノートをWeb共有し、特定の人たちに見てもらう

一方notionでは以下のことを残しています

  1. スマホ相談項目の管理
  2. ICT啓蒙活動での収入記録
  3. 毎月のパソコン講座のテーマの管理

Evernoteには不満点もたくさん残っているのですが、私にとっての情報整理・メモツールとしてはEvernoteが最もしっくりくるツールであることを確信しました。

今後

Evernoteの事業継続性が一番心配なのですが、サービスが終息するにしてもいきなりアクセスできなくなるということはないと信じています。もしもの対策としてはWebデータとしてエクスポートしておくということを定期的に行っていきたいと思います。

コメント

  1. 田伏 誠三朗 より:

    またまた、イレギュラーなコメントで申し訳ありません。29日の講座で山田先生が紹介していました、テキストの「見開き」をする文房具?は何という物品でしょうか?教えてくださいませ。私も欲しいのです!

  2. 田伏 誠三朗 より:

    山田先生から、紹介いただいた「ブッククリップ」私も購入し、今受取りました。「予習」する気持ちですが、テキストは良く開けます。ありがとうございました。