2日目のコース 7月12日(土)

朝7時半にホテルを出発し、富士吉田市内にある北口富士浅間神社をお参りします。その後河口湖、西湖、精進湖、青木ヶ原樹海、道の駅なるさわをめぐるドライブ。甲府方面に降りていき、道の駅とよとみ、県立考古博物館に立ち寄り、帰路につきます。
すがすがしい北口本宮富士浅間神社

8時頃に北口本宮富士浅間神社に到着。朝早いということもあり、近くの駐車場も楽々駐車。清々しい空気を吸い込みながら参拝できました。

浅間神社(せんげんじんじゃ)とは富士山信仰の神社で、全国に1300以上もあります。富士山が世界遺産に登録された際にこの浅間神社も構成要素に組み入れられているそうです。

木造では日本一高い鳥居。18mあります。

手水舎。ひしゃくではなく水が流れ出ているのがいい。
富士五湖めぐりと富士山博物館

河口湖一周と西湖一周をドライブしました。

途中、道の駅なるさわに立ち寄りましたが富士山博物館が併設されていました。無料だそうです。

富士山の成り立ちなどが展示や映像で説明されています。また様々な溶岩や岩石も見ることができます。
ここは売店が宝石がメインで博物館で人を寄せて宝石を売るという流れを意図しているようですね。だけど押し売りするわけでなく目を楽しませてもらいました。ちょっとしたアクセサリーを購入したのですが、冷たいお茶をいただきながら温熱器具でリラックスさせてもらいました。店員さんとおしゃべりしながら楽しいひと時でした。

西湖と精進湖の周囲は青木ヶ原樹海になっています。うっそうとした樹海の中をドライブできます。
とうもろこしソフト!

精進湖にも少し立ち寄りながら下界に降りてきました。中央市の道の駅とよとみです。本当は桃の何かがあるかなと思って立ち寄ったのですが、すべて売り切れのようでした。

ということでここはソフトクリームを。なんととうもろこしソフトです。舐めると確かにトウモロコシの味が・・・ご想像にお任せします。
県立考古博物館で水煙紋土器と出会う

今回の最終立ち寄り地、県立考古博物館に到着です。山梨県は盆地の周囲に遺跡が沢山存在しています。小高い盆地、それも富士山の麓に縄文人も生活しやすさを感じていたのでしょう。ここは縄文、弥生、古墳それぞれが出土しています。実際に公園内には古墳もあるようです。

入館時に案内を受け、県外の65歳以上であれば入館料が無料になるとのこと。とてもありがたく利用させていただきました。

展示品の中で一番印象に残ったのは水煙紋土器です。われら越後の地には火焔土器という遺産がありますが、この水煙紋土器は迫力と言いインパクトと言いそれに負けない魅力がありました。いいものを見ました。

この甲州盆地周辺から出土した土偶も魅力的です。とくに縄文のビーナスは自宅にミニチュアを飾っているほど気に入っています。

あと、特別展として釣手土器の展示がありました。指で引っ掛けることができる土器で、もしかしたら中で火をともして照明に使ったのかもしれません。これは初めて知りました。縄文土器、素晴らしい。
まとめ
2日間にわたる山梨県ドライブ。一日目は信玄餅工場とリニア実験線と、社会を覗き見る旅。二日目は浅間神社、富士五湖めぐり、考古博物館と文化や歴史を巡る旅にしました。
都道府県を巡るドライブを始めて感じるのですが、観光地などのスポットを旅の目的にするのではなく、その県を知ることを目的に考えると、土地の魅力がより感じられてきます。今後巡る県が楽しみです。(次は青森県の予定)

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