前期型のアクア(旧モデル)から後期型のアクア(新モデル)に乗り換えてすでに一か月以上経過しました。一か月点検も無事終えて異状なく元気に走っています。
この時点で、現在のインプレッションをまとめておこうと思います。同じ車種の乗り換えになるので、やはりその違いを多く感じますので、良かった点、残念な点など書き連ねていきます。
顔つき
これは大きなインパクトがありました。旧モデルのおとなしめのぼってりした感じから一転、いわゆるプリウス顔に変わりました。しかもフロントには横一文字のデイライトが入っていてこれがかっこいい。
色もベージュからパールホワイトに変えましたので、一層スッキリと見栄えがすると感じています。

乗り心地とスムーズストップ
もともとアクアはやわらかめの乗り心地で、それは損なわずに継承していると思います。
加えて新モデルでは「スムーズストップ」機能が備わりました。ブレーキで停止するときのショックをスッと停止するようにコントロールしてくれるというものです。カックンと止まり同乗者に不快な思いをさせることがなくなります。

POWER+モードと回生ブレーキ
アクアは運転モードが3種類あります。NORMALモード、ECOモード、POWER+モードです。
そのうちPOWER+モードは特別なモードで、トヨタが「快感ペダル」と呼んでいて、日産でいうところのワンペダル走行と同じ感じです。少しのアクセル操作で回転数を上げられると同時に、アクセルを緩めると自動で回生ブレーキ(エンジンブレーキ)が効きます。
私はこのモードが大好きでした。しかし、いったんエンジンを切ると、次回起動したときはNORMALモードに戻ってしまうので、最初に必ずモード切替ボタンを1回押し、POWER+モードに切り替えるということを、毎回行っていました。
それが新モデルではエンジンを切った時のモードを記憶していて、最初からPOWER+モードになっているのです。
これが買い換えた動機の一番大きかったところなので、毎回満足を味わっています。

一方、回生ブレーキの状況なのですが、旧モデルよりも利きが弱くなっています。旧モデルでは交差点で左折する場合、アクセルを緩めるとかなりスピードが抑えられるので、ブレーキペダルに足を持っていかなくともカーブを安全に回れたのですが、新モデルではブレーキペダルで調整しないと十分スピードが落ちません。
何か理由があってそうなったのだとは思いますが、これはちょっと残念な点でした。
燃費
アクアの大きな売りとしては抜群の燃費性能ですね。この新モデルは4WDなのでカタログ燃費は3kmほど下がりますが、それでも30km/Lという数値を誇っています。
今のところ日常の近距離しか乗っていないので20km/Lほどしか出ていませんが、長距離を走った時は26km/Lくらいは行ってくれるといいのですが。

電動パーキングブレーキ
新モデルの大きな改良点として言われているのが電動パーキングブレーキです。旧モデルでは左足でペダルを踏むことによりパーキングブレーキをかけたり解除したりしていました。
新モデルでは最近のトレンドである電動パーキングブレーキになりました。
かけたり解除したりは小さなボタン式レバーを操作することで行うのですが、通常はオートモードにしておけば、シフトポジションをPに入れると自動でパーキングブレーキがかかり、P以外にすると自動でパーキングブレーキは解除されます。
これは便利ですね。もっともはじめのうちは癖でつい左足が動いてしまいましたが、やっと慣れてきました。

ブレーキホールド
こちらは停車時にブレーキペダルから足を離してもブレーキ状態を保持してくれるという機能です。これも最近のトレンドだと思います。アクセルペダルを踏むと自動でブレーキを解除してくれます。
しかし、ブレーキペダルを緩めると車が前に進みだすというクリーピング動作が効かなくなることになるので違和感を感じます。なので私は通常はブレーキオートホールドはオフにしています。渋滞時など一定時間停車していることが必要な時はその都度ホールドすることにしたいと思います。
荷台
今回の車は4WDです。なので荷台の下あたりには後輪用のモーターなど駆動機構が配置されていて、その分荷台の床が高くなっています。なので荷物を積むと「あれっ、これしか入らない」と感じます。
まあ、後席を倒すとフルフラットになるということですので、この点では使い勝手がいいとも言えますね。

静粛性
アクアを運転していて、タイヤからのロードノイズがもう少し静かだったらなあと、思っていました。新モデルはこの点で何もうたっていなかったので期待はしていなかったのですが、かなりロードノイズが抑えられていていると感じます。これは想定外のうれしさです。

アクセサリーの継続モード
毎週水曜にネーブルみつけに行きます。開館するのが9時なのでそれまで車内で待機しますが、エンジンを止めるとそれまで聴いていたオーディオも止まります。なのでもう一度パワースイッチを入れ直してアクセサリーモードの電源を入れる必要があります。その操作自体は問題ないのですが、スマホからBluetooth接続で聴いているので、再度接続され音が鳴るまで無音時間が10から20秒くらい発生してしまうのですね。
今回はこれを解決する機能が入っていました。「ACCカスタマイズ」という設定で、名前を聞いただけでは「?」となりますが、この設定をオフにすると、エンジンを止めてもアクセサリーモードを維持してくれるという動作になります。ドアを開けると自動的に電源が切れます。これは大満足です。
Bluetoothの優先接続
この車は私と妻と共用で使います。二人とも社内ではスマホからBluetooth接続してYouTubeや音楽を聴いています。
運転手が変わった時、旧モデルの時は画面を操作して接続先を切り替える必要がありました。
ところが新モデルではエンジンを切る前に接続していたスマホにまず接続しようとします。もし接続できなければもう一台のスマホに接続を切り替えようとします。これは合理的だと思いました。
普段私が乗ることが多いのですが、たまに妻が運転するときは自動的に妻のスマホに接続してくれます。また私が一人で乗り込んだ時は私のスマホに接続してくれます。
二人で乗り込んでいる時は、どちらのスマホを接続するか一回切り替えれば、それ以降は自動的にそちらにつないでくれるので、優先接続先の変更など面倒な操作は不要です。

ディスプレイの表示
ディスプレイのサイズは変わらず10.5インチなのですが、ソフトが刷新され、標準でカーナビやテレビ受信機能が入っています。また、HDMI端子も付いているのでスマホから例えばYouTubeの映像なども映すことができます。
カーナビの地図のデザインは淡泊な感じになりました。旧モデルのようなカラフルな感じの方がよかったかな。
また、旧モデルでは画面を3分割して、地図、オーディオ、エネルギーモニターを同時に表示しておくことができました。オーディオではスマホで再生している曲名を確認できたし、エネルギーモニターではEV走行なのか、エンジン併用なのか回生ブレーキなのか常に確認できました。これは運転者だけでなく同乗者にも見てもらえるので、すごく気に入っていました。
ところが新モデルでは地図もオーディオもエネルギーモニターもそれぞれ切り替えないとみることができないようです。これは残念でした。

総評
まあ、乗り換えると違いが気になるものです。現在気になっている点も時間とともに慣れていくと思います。
旧モデルからアクアを乗っている大きな理由として緊急時給電システムがあるからですが、それは新モデルだも変わりません。もともと東日本大震災後に岩手工場で製造され始めたアクアは、災害時の対応を大きな特徴にしていて、ガソリンが満タンであれば、400Wの電力を5日間供給することができます。

顔つきが大幅に変わってかっこよくなったこと、POWER+モードを保持してくれること、4WDにしたこと、静粛性が高まったことなど、乗るたびに満足を与えてくれています。

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