夏の盛り、一年ぶりに兄弟家族が集まりました。 遠方に暮らす兄弟たちと顔を合わせ、美味しいものを食べ、語り合う。そんなにぎやかで、それでいて家族としての「これから」に向き合う、とても大切な一日を過ごしました。
そんな我が家の「夏の特別な一日」を振り返ってみたいと思います。
■ はじまりは長岡駅での温かい再会から
朝9時半、少し曇り空のなかを車で出発し、10時前に長岡駅へと向かいました。新幹線の改札口で待っていると、改札から笑顔で見慣れた顔が現れました。東京から新幹線でやってきた弟たち夫婦です。
お互いに元気な姿を確認し合い、車に荷物を積み込んで、道中の出来事や近況報告を話し合いながら、最初の目的地である越路(こしじ)の「朝日酒造」へと向かいました。

■ 知的好奇心を刺激する!朝日酒造の「熱い」酒蔵見学
10時50分に朝日酒造に到着。すでに一足先に上越から走ってきた妹家族4人と合流し、11時からの酒蔵見学に参加しました。

案内を担当してくれた社員さんが、とにかく「日本酒愛」に溢れた非常に熱い方でした。 お酒造りのプロセスをただ説明するだけでなく、
- 吟醸と大吟醸の決定的な違い
- 徹底された徹底的な温度管理の裏側
- 「麹(こうじ)」がもたらす魔法
- かつて蔵人たちが作業時に歌っていた「作業唄」の意味や役割
など、お酒にまつわる興味深いお話を40分間、身を乗り出すようにして聞き入ってしまいました。普段何気なく口にしている日本酒が、どれほどの情熱と緻密な計算、そして歴史のうえに作られているのかを肌で感じることができ、大人の社会科見学として最高に面白い時間でした。

■ 「蛍庵」での贅沢な利き酒蕎麦ランチ
酒蔵見学で知的好奇心を満たした後は、すぐ近くにある「蛍庵(ほたるあん)」へ移動して昼食です。
私たちは、それぞれ喉ごしの良い美味しいお蕎麦や、サクサクの天ぷらを堪能。お酒が大好きな洋輔たちは、「朝日山」や「久保田」といった朝日酒造を代表する銘酒の「利き酒セット」を楽しそうに飲み比べていました。

今日の会食の立案や予約は弟夫婦がおぜん立てしてくれたのですが、なんと支払いもすべて弟が気持ちよく持ってくれました。美味しい食事とお酒に囲まれて、終始笑顔の絶えない贅沢なランチタイムとなりました。本当にごちそうさまでした!

■ 避けて通れない「これからの家族の話」を、前向きに
お腹も心も満たされた後、全員で我が家に集まり、少し真面目で、かつ非常に大切な話し合いを行いました。
テーマは、「これからの法事とお墓(墓じまい)について」。
来年は、母の没後12年目(13回忌)にあたります。 これを一つの大きな節目として法事に一区切りをつけること。それに伴い、将来的な管理を見据えて「墓じまい」を進めること。そして、それらにかかる今後の費用を3家族でどのように分担していくか。
お墓や法事といった話は、どうしても重たくなりがちで、つい先送りにされやすい話題です。しかし、こうして全員が顔を揃えているタイミングだからこそ、お互いを思いやりながら、落ち着いて意見を交わすことができました。

■ それぞれの場所へ、そして感謝
話し合いが無事にまとまった後、妹一家を見送り、今晩は新潟市内に一泊し明日から佐渡旅行へ向かうという弟たち夫婦を再び長岡駅まで送り届けました。「楽しい佐渡旅行にしてね!」と手を振り、見送った帰路。 私は途中でコメリに立ち寄り、来たるお盆のお墓参りに供える真菰(まこも)と、どんな強い風にも負けずに火がつけられる「ターボチャッカマン」を買い求めました。
大人の遠足のような楽しさと、家族としての温かい安心感。 この夏の一日に心からの感謝を込めて。 皆様の夏の一日も、温かいものでありますように。

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