【47都道府県ドライブ】No.13 長野県<1日目>~青空から豪雨、そして高原の美景へ。車で巡る信州・中山道欲張りドライブ~

長野県の巻

待ちに待った長野への1泊2日ドライブ旅行の第1日目。今回は「中山道」と「信州の自然」をテーマに、夜明け前から出発して軽井沢、立科、和田宿、そしてビーナスラインを駆け抜ける、文字通りの「欲張りドライブ」を敢行しました。

青空から突然の豪雨、そして夕暮れの高原美景へと目まぐるしく表情を変えた、波乱万丈で温かみに満ちた1日目の様子をレポートします。


1. 夜明け前の出発と、爽快な志賀高原の朝

旅の朝は早い。まだ街全体が眠りについている朝3時30分に起床し、眠気を吹き飛ばすように4時ちょうどに自宅を出発しました。コンビニで淹れたてのコーヒーとパンを買い込み、相棒の新しいアクアを走らせます。

国道8号線から117号線を通って飯山へ。そこから国道292号線に入り、一気に志賀高原へと登っていきます。

途中、千曲の道の駅で小休止を取りましたが、ここの施設とトイレの綺麗さには感動しました。朝一番の澄んだ空気の中、日本国道最高地点を通過。草津温泉を通り過ぎ、山を下りて長野原、北軽井沢を抜けて最初の目的地である軽井沢へと順調に車を進めました。


2. 軽井沢散策と、待望の「ミカドコーヒー」モカソフト

軽井沢では、当初中山道の長野県側の起点となる碓氷峠の見晴台(熊野皇大神社など)を目指していました。しかし、旧軽井沢銀座の通りに入って良いのか判断がつかず、周辺をぐるぐると回った末に断念するというちょっとしたハプニングが。

気を取り直して町営駐車場に車を停め、旧軽井沢銀座の商店街を徒歩で散策することにしました。上の写真のミカドコーヒー。計画では11時の開店と同時にこのお店で念願のモカソフトを味わう予定でした。だけど、時間が早まったので後ほどプリンスショッピングプラザのミカドコーヒーを訪れることにしました。

朝の心地よい空気の中、パン屋さん、ジャム屋さんやお土産屋さん、ハチミツ屋さんなどをのんびりと冷やかして回る時間は格別です。

浅野屋パン店。

ジャム専門店の沢屋。

旧軽井沢を散策した後は、軽井沢駅裏の「プリンスショッピングプラザ」へ移動。お目当ては、「ミカドコーヒー」です。

注文したのは、念願のモカソフトとロールケーキ。 ほろ苦く甘すぎない、あの懐かしくて上品なモカソフトを口に運んだ瞬間、旅の疲れがすっと溶けていくような幸せな気分に包まれました。


3. 50分待ちを耐え抜いた「天下の一品」!女神の里のごぼ天うどん

軽井沢を後にし、小諸を経由して、大好きな場所である「道の駅 女神の里 たてしな」へと向かいました。ここでのお目当ては、もう何度もリピートしている大好物のうどんです。

お盆明けの週末ということもあり、なんと「50分待ち」という大混雑。時間が押してしまうのは気になりましたが、妻が率先して**「これだけは絶対に外せない」**と率先して行動してくれ、根気強く待つことにしました。

そしてようやく運ばれてきた、念願の**「ごぼ天うどん」**。

一口食べれば、50分の待ち時間など一瞬で忘れてしまいます。野生味にあふれる力強いごぼうの香りが鼻腔をくすぐり、器からはみ出すほどダイナミックに揚げられたサクサクのごぼ天が、優しい味わいのおつゆに浸っています。 まさに**「天下の一品」**と呼ぶにふさわしい、相変わらず極上の美味しさでした。


4. 和田宿の豪雨と、本陣で出会った優しい人の温もり

お腹を満たした後は、中山道の歴史が色濃く残る「和田宿」を訪れました。

本陣の駐車場に車を停め、江戸時代から大切に保存されている本陣を見学。建物の中を通り抜ける涼しい風が本当に気持ちよく、往時の人々の営みに思いを馳せました。

本陣を出て、近くにあるもう一つの史料館「かわちや」の建物に入った瞬間でした。外でバチバチと激しい音が響き、あっという間に凄まじい豪雨が降り出したのです。寸前のところで建物に滑り込めたため、私たちはギリギリ雨に濡れずに済みました。

しかし、しばらく見学しても一向に雨は止みそうにありません。「あと10分も待てば小降りになるかな」と様子を見ていると、かわちやの親切な係員さんが**「これを使ってください」**と傘を1本貸してくださいました。

ありがたくお借りして、私が代表して駐車場まで走り、車を建物の目の前に寄せてざぶを濡らさずに乗せることができました。傘をお返しし、人の温かさに心がじんわりと温まる、素敵な旅の思い出となりました。


5. 霧深き極上のビーナスラインから、山上の一軒宿へ

和田宿を後にした私たちは、白樺湖を経由して懐かしのの「ビーナスライン」へ。30年ほど前に東京からレンタカーを借りてドライブに来たことのある思い出の地です。

車山高原や霧ヶ峰の広大で美しい高原風景の中を気持ちよくドライブ。時折広がる雲と緑のコントラストを車窓から眺めながら、極上の高原ドライブを堪能しました。

その後は諏訪市内へと下り、下諏訪から上諏訪、そして岡谷、塩尻を経由して国道20号線を進みました。木曽路(国道19号)に入り、静かに佇む奈良井宿のすぐ脇を通り抜けて、本日のお宿である「ホテルヒルトップ」に到着したのは16時50分。


6.小さなホテルで味わうコース料理

「ヒルトップ」の名にふさわしく、山を登りきった高い場所に立つそのホテルからは、素晴らしい景色が見渡せます。

昨夜は出発前のワクワクからか寝不足気味で運転を心配していましたが、昼間は終始頭が冴え渡り、無事に安全運転で走りきることができました。

そしてこの山奥に立つ小さなホテルは、オーベルジュ。宿泊はいずれもご夫婦で訪れていると思われる4組+外国人2組。食堂の落ち着いた雰囲気の中、食事を楽しみました。

エーデルピルスののどを潤しながら

パテドカンパーニュ

トマト味がおいしいミネストローネ

虹鱒のムニエル

ポークのソテー マスタードソース

ブドウのシャーベット

コーヒー

今夜は美味しい地物料理とともにビールを一杯飲んで、ぐっすりと眠って明日の木曽路・伊那路のドライブに備えたいと思います。


信州の青空、激しい豪雨、そして高原の素晴らしい風と、めまぐるしくも本当に豊かな体験ができた1日目となりました。後編もお楽しみに!

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