東穀のみつばちと人形町せともの市

今日8月3日から5日まで水天宮交差点から人形町交差点にかけての人形町通りでせともの市が開かれています。それに協賛してか、東京穀物商品取引所(東穀)で見学会が行われているので行ってきました。3日間は毎日11:00、13:00、14:00に30分の予定で実施されます。

20090803_mitubachi01
東穀の玄関。建物自体はギリシャ建築風の柱をあしらったりっぱなものです。

20090803_mitubachi02
受付を済ませて、時間まで展示ホールを見学。取扱商品(大豆、小豆、トウモロコシ、コーヒーなど)についての説明、お土産用グッズ、界隈の歴史などの展示があります。ここは普段でも自由に見学可能(あまり面白くないけど)。

20090803_mitubachi03
まず5階に上がって立ち会い所の見学。立ち会い所と言っても画面が並んでいるだけのオペレーションルームですね。説明によると、穀物商品取引は日に数回の板寄せで取引が行われ、スクリーンの前の方が値を上げたり下げたりとキーボード操作しているとか。自動じゃないんだ。

20090803_mitubachi04
上の大型スクリーンには現在の取引会社名と現在出している注文枚数が売り買い別にリアルタイムで表示されていました。やはりかなり枚数が少ないようです。

20090803_mitubachi05
さて、7階に上がり屋上に出るとそこには小さな社が。魁(さきがけ)神社と言って、江戸時代からこの地にあり、明治からの穀物市場内に鎮座してずっと見守ってきたとか。もちろんお参りしてきましたよ(笑)。

20090803_mitubachi06
次は同じ7階にある今日のメインイベント「日本橋ミツバチ・サロン」の見学。会議室風の部屋から硝子越しに向こうの内庭にあるのはミツバチの飼育箱で、白い防護服の方が1枚を出してくれました。蜂がうようよとびまわっているのに素手でさわってます。実際手のひらなどにたくさんのミツバチがついています。なんでも愛情を持って接しているとミツバチたちもむやみに刺したりしないということで今まで一回も刺されたことはないそうです。
ちなみに、この防護服の人は東穀広報部の方(女性)で、自分たちで世話をしているということです。
銀座ミツバチプロジェクトをご存じの方は多いと思いますが、そこと縁あって始めたそうです。ミツバチの生態をいろいろと話していただきおもしろかったですよ。ミツバチって日に10回~20回程度蜜を取りにいくのですが半径3キロほど飛び回るそうです。それでよくこの小さい巣箱に戻ってこれる!えらい!

20090803_mitubachi07
1階に下りて東穀ホールの見学。ここはコンピュータによる立ち会いが導入されるまで、実際に取引員が集まってせりのように売買を行っていた(場立ち)部屋です。5階のコンピュータルームにその機能が移ったので、現在はイベントなどに利用されています。毎月コンサートや落語の会が開かれていて地元の方に親しまれています。

20090803_mitubachi08
外に出ると人形町通りのせともの市は大勢の人で賑わっていました。

コメント