講座『美味しいコーヒーの淹れ方』

新潟日報カルチャースクールの1日講座、「美味しコーヒーの淹れ方」に参加してきました。


新潟日報三条支局内にある会場で、教えてくださるのは三条市内でコーヒー豆を焙煎販売している坂田さん。


まずはコーヒーについての知識を講義。
・酸味系、マイルド系、苦味系の3台テイスト
・8種類の焙煎と特徴(ライトローストからイタリアンローストまで)
・コーヒー10gで100ccを淹れるのが基本(実はベートーベンが起源?)
・ドリップ、エスプレッソなど様々な抽出方法(一番雑味の内クリアな味が楽しめるのはドリップ式)
・コーヒー豆の種類(アラビカ、カネフォラ、リベリカ)と歴史
・コーヒー豆の保存(焙煎後、粉で2週間、豆で1ヶ月)


その後、酸味系としてモカマタリ、マイルド系としてエメラルドマウンテン、苦味系としてカロシトラジャを実際に抽出してテイスティングしました。以下、抽出方法のポイント
・粉は10g/杯で100cc
・お湯はヤカンで一旦沸騰させ、ドリップポットに移して92~93度くらいまで冷ます。(水は水道水でかまわないので、一旦沸騰させるのがポイント)
・必ず10秒ほど蒸らす
・粉の表面が膨らんだ状態を保ちつつお湯を少しずつ注ぐ
・サーバーの目盛りを確認して規定の量になったらドリッパーを外す(ドリッパー上の白い泡はアク・雑味の塊なのでサーバーに落とさないこと)


100ccというと、このくらいの小さめのカップ8分目くらいなんですよね。自分で飲むときはどうしてもマグカップにたっぷりめに淹れてしまうので、今度ちゃんと規定量を計って淹れてみたいと思います。
3種類の中ではモカマタリのすっきりクリアな酸味のテーストが美味しいと感じました。

その他、今日知ったこと
・スペシャルティコーヒーってよく聞くけど、SCAJっていう認定団体があり、色、風味、酸味、後味など8種類のクオリティを認定した豆(およびそれに準じる品質のもの)を言う
・アメリカンコーヒーは日本独自のものだけど、多くのお店ではお湯で薄めて作っている。焙煎からきちんと作ったアメリカンは美味しい酸味があるので、それで判断するとよい。

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