撮影機材の環境を整えました

今年は撮影の依頼を4件いただきました。昨年まではお借りしたカメラとしょぼい三脚で撮影していたのですが、今年はビデオカメラ、三脚、リモコン、外付けマイクと、自分なりに満足いく環境を揃えました。

ビデオカメラ

まずビデオカメラですが、昨年までおかりしていたのがソニーのFDR-AX700という民生用カメラのフラッグシップモデルでした。

その後レンタルなどをして、民生用のFDR-AX45Aでも十分と判断。

問題は最終的にDVDビデオにまでダウンコンバートするのに4K解像度が必要かどうかということでしたが、FHDの機種と実際に撮影して比較して、必要と判断しました。

メルカリで一世代前のFDR-AX45の中古品を購入しました。現行機種とは、液晶ディスプレイが見やすくなったという点が違うだけで、撮影機能自体はまったく同じなので決めました。

先日のアルカディア音楽祭の撮影に使用しましたが、XVACS形式のファイルで、FHD画質、60fpsで撮影し、満足のいく記録ができました。

三脚

三脚については、ビデオカメラの世界ではマンフロットというプロ御用達のブランドがありますが、私にはとても手が出せません。

求めるポイントは、カメラを左右に回すパンという操作、カメラを上下に振るチルトという操作が、極力スムーズに行えることです。足の堅牢性はもちろんなのですが、載せるのが軽い民生用のハンディカムなので、立って撮影できるくらいの高さとある程度の安定性があれば十分と考えました。

最終的にたどり着いたのがRAUBAYというブランドのこちらの三脚です。

とにかくパンとチルトがオイル制御でとてもスムーズです。

実はこの三脚の前に一つ購入したものがあるのですが、パン、チルトが今一歩という感じ。メルカリで手放しました。

リモコン

下の写真を見てください。三脚の取っ手にリモコンのようなものが取り付けてあります。JJC多機能ビデオカメラリモコンです。

これはビデオカメラ用リモコンです。いくつか機能があるのですが、必要とした機能は一つだけ。それはズームボタンです。しかもスローズームモードがあります。

ステージを1台のカメラで撮影すると、固定のアングルではなく、ズームしてステージの端から端までパンする、というような操作を頻繁に行います。その際のズームは不自然にならないようにゆっくりとズームしたいのです。またパンやチルトしながらズームしたりもしたい。

ビデオカメラのズームはカメラ上部に左右にスライドさせるレバーが付いていますが、これだと細かいコントロールは無理です。それを補完するのがこのリモコンのズームレバーなんです。三脚のパン・チルトと併せて、とてもスムーズに撮影動作を行えるようになりました。

実際に撮影したものがYouTubeで公開されています。

来年もしっかりと

ステージの撮影はとても緊張します。一発勝負で取り直しなどがきかないからです。演奏者の皆さんが一生懸命練習し、準備してきた大切なステージの記録です。自分でできるところまで環境は揃えたので、来年予定されている三条市音楽協会合唱団、またご依頼いただくかもしれない長岡市民合唱団、それにアルカディア音楽祭と、確実に良い記録が残せるように行っていきたいと思います。

コメント