三洋ボイスレコーダー Xacti

ピアノのレッスン記録として演奏したMP3ファイルをアップしているが、演奏をどうやって録音しようかなということでいろいろ調べてみた。

楽器の録音といえばマイクで音を拾うというのがまず思い浮かぶ。だけど使用するマイクや機材などをそれなりのものに揃えないといい結果が得られないだろうことは想像に難くない。それと我が家はマンションなので大きな音を出すわけにはいかないのでこれは難しいのではないかと思った。

ならと、ピアノは電子ピアノなのでヘッドホン端子がついている。そこからライン経由で直接音を拾ったらどうかと考えた。

録音機器は持っていなかったので新たに購入することにした。専用の高級機器はまずパス。そんなにたいそうな演奏でもないのでまずは記録できるというレベルでいい。かといってラジカセレベルではこころもとないし図体が大きい。ウォークマンなどで録音機能がついているものもなかなか見つからなかった。

ヨドバシをうろうろしているとボイスレコーダーコーナーが目にとまった。ボイスレコーダーの主な用途はもちろん会話や語学練習など生の声を録音することだ。だけどカタログを見てみるとマイク端子にコードを接続することによりCDなどから直接取り込むこともできると書いてあった。

それで選んだのがこの三洋のXacti ICR-PS285SRMだ。

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ボイスレコーダーなのでスタイルや操作体系は録音しやすさを第一に作られている。また、通常の録音はMP3形式ファイルとなるが、音楽録音用にPCM録音モードがついておりWAV形式のファイルで記録することもできる。

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本体最上部に内蔵マイクが付いているが、チルト式になっている。

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電源は三洋おとくいの充電型電池エネループが使われている。

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本体に直接伸縮式のUSB端子が付いていて、PCに直接挿入する。(延長コードも付属している) PCへのファイル転送はエクスプローラーからファイルコピーで行う。また充電もUSB端子経由で行われる。

ピアノの録音はピアノのヘッドホン端子からXactiの外部マイク端子にミニピンジャックコードで接続し、Xactiの録音モードをマイクから外部端子に切り替えることで可能になる。録音レベルは手動で調整することも可能だが自動コントロールにまかせている。けっこうきれいにとれていると思うがどうだろう。リバーブなど音楽用の機能はないがピアノ側で調整すればそれを忠実に録音してくれるのでOKだ。

ボイスレコーダーを入手したことでボイスレコーダー本来の用途である声の録音を活用するという使い方も考えている。音の記録はデジカメの画像記録と同じようにいろいろと活用できそうだ。

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