オプションの売りについて

4月にショートストラングル戦略のセミナーを受けて実践を始めている。
http://ict-mitsuke.whitesnow.jp/brian/wp-content/uploads/2022/03/2007/04/post_0da4.html

この記事に「オプション売りだけの戦略は危険ですよ」とコメントをいただいた。

確かに今年2月の世界全面株安のような相場は過去何回も繰り返されており、オプションの売りポジションは大きな痛手を負っているはずだ。幸い私が始めてからはじわじわとした動き(日経225)なので今のところ堅実にトレードできているのだけど、暴落の直撃を受けたらそれらの儲けをいっぺんに吹き飛ばしてしまう危険性がある。

それに対してはセミナーでも説明されていて、自分なりに防御は張っているのだが、今日ある記事を見ていてハッとさせられることに気づいた。

オプションの売りポジションはタイムディケイにより減少するプレミアムが利益となるので、SQまでポジションを保持することとしていた。しかし、例えば7月限まで2週間とちょっと残っている最近で195コールや160プットのプレミアムは数円となっている。

ここで選択肢は例えば2円(1枚当たり2千円)のプレミアムを受け取るためにあと2週間暴落がないことを祈っているか、それとも売り立てた25円というプレミアムから9割以上の利益を得たのでここで確定してしまうかの2つだ。

今まではSQまで義務消滅を待っていたのだがわずか2円のために損失無限大のリスクを背負うのもばからしい。ここで23円の利益を確定してしまった方が利口だ。

オプションの経験のある方にとっては「何を今頃」と思うかも知れないが、自分にとっては非常に有効な知識となった。

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