【常盤橋、一石橋、日本橋と今は首都高速の陰に隠れている名橋をめぐり、銀座へと向かうコース。魚市場発祥の地碑があるように、江戸時代は日本橋が「江戸の台所」だった。】
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より
神田から日本橋を経由して、八丁堀、京橋、日比谷とたどっていきます。はっきりいって、このあたりはホームグラウンドなので街の風景は見飽きているくらいなのですけど、あらためて一つのコースとして江戸を感じながら歩いてみたい。
朝のJR神田駅北口。上を走るのは中央快速。
日本橋に入って中央通りを歩きます。手前のパルテノン神殿のような柱のビルが三井タワー、1Fには千疋屋総本店、上の方はマンダリン・オリエンタルホテルが入ります。その向こうには三越本店が見えます。
三井タワーと三越の間を右折すると右手には日本銀行があります。
常盤橋、呉服橋など日本橋側にかかる由緒ある橋を渡りながらいよいよ日本橋。日本橋側の上には首都高が走っているので江戸情緒が台無しなのですが、橋の彫刻は素晴らしいですよ。獅子や龍の精緻な表情がすごいです。この先江戸橋を渡ります。
兜町にさしかかると、おなじみ東京証券取引所。この向かい側には信用取引でお世話になっている日本証券金融のビルもあります。そして、かずかずの証券会社のビルがこの兜町、茅場町界隈に集まっています。
しばらく歩くとここは八丁堀交差点。
八丁堀も江戸時代からの歴史あふれる街ですが、ここは鉄砲州稲荷、お祭りの季節になるとにぎやかです。
鉄砲州稲荷の手水舎に張られていた「反省」。確かにそうです。
その近くにあった小学校。「中央区立中央小学校」。ど真ん中の名前ですねえ。
そのまま西方向へどんどん直進していきます。昭和通りと交差するところは都営地下鉄浅草線の宝町駅。
中央通りと交差するところは東京メトロ銀座線の京橋駅。
外堀通りと交差するところは東京駅の京葉線ホームの上にあたるところです。ディズニーランドへ行くときに京葉線ホームまでかなり歩きますよね。その上です。東海道新幹線も見えますね。
そして内堀通りにつくとそこはもう皇居の入り口。このまま直進していくと二重橋にたどり着きますが、コースは内堀通りを左折して日比谷方面へ向かいます。
日比谷交差点からの写真。第一生命ビルは戦後の進駐軍本部のおかれたところ。その向こうの茶色いビルは帝国劇場です。
ゴールも近くなってきました。日比谷公園に入ります。
日比谷野外音楽堂の門が開いていたので入りました。なんか全労連の総決起集会が行われるということ。
こちらは日比谷公会堂。昔はクラシック音楽やジャズのコンサートの殿堂だったのですけど、座席もかなり狭いし、コンサートは少なくなりましたね。でも存在感があります。
いよいよゴールの霞ヶ関に到着です。遠くには国会議事堂のとんがり帽子が見えます。
雨上がりとは言えむしむししていて、ちょっと疲れました。12000歩。
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