倉敷・尾道の旅【概要編】

■大原美術館が見たい

 先日夏の家族旅行(2人ですが)に行ってきました。発端は「大原美術館を見てみたい」ということです。岡山県倉敷市にあるこの美術館、かなりの名画が惜しげもなく展示してあるようなのです。都会の展示会で見るのとはまたひと味違った鑑賞ができるかもしれないかな。
 そして倉敷とくれば尾道(大林映画の影響)も訪ねてみたいって思ったわけです。

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■パッケージング

 2泊3日と決めて交通手段と宿をプランしてみました。遊覧まで含めたパッケージツアー、往復の交通手段と宿をパッケージしたツアー、宿と交通とフリーに手配する方法などいろいろな手段があります。
 あれこれと調べた結果、往復交通手段とホテルをパッケージした商品がもっとも安くてしかも旅プランの融通性がきき、今回の目的にもっともフィットしていました。
 オリオンツアーという会社が販売している羽田~岡山の往復航空券と倉敷のホテル2泊をパッケージした商品。料金はとにかく格安でした。羽田~岡山の通常片道航空運賃と同程度の料金で、往復航空券と宿2泊が利用できるのです。びっくりですね。

 飛行機は往復JAL機、ホテルは倉敷の美観地区に隣接している(スタイリッシュ&モダンな(^^))ホテルリソル倉敷。食事はついていません。

■1日目

 都営三田線・浅草線~京急線と乗り継ぎ羽田空港へ。

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早朝のロビーはすいています。
あいにくの小雨模様でしたが飛行機は無事飛び立ち岡山空港へ。岡山もやはり小雨でした。リムジンバスに乗り込み30分ほどで倉敷駅に到着。

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 この日は大原美術館が目的なので雨はどうってことなし。ホテルに一足早く寄り、荷物を預けて倉敷美観地区散歩と大原美術館へ。
 詳細は《大原美術館と倉敷美観地区散歩編》で。

■ホテルリソル倉敷

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 オリオンツアーでのホテルの扱いはホテル名を指定してあり「食事なし」となっているだけなので、どんなグレードの部屋なのかはチェックインしてみるまでわかりません。
 チェックイン時にフロントで「朝食付きで予約いただいています」とのことで朝食券を渡されました。思わず再確認しましたがやはり朝食付きだとのこと「ラッキー!」。
 部屋は8階建ての最上階、角部屋でした。入ってみてこれまたびっくり、なんと広々しているのでしょう。よくあるビジネスライクなツインの部屋を想像していたのですが、リビング部とベッドルーム部が分かれており、洗面も大きなバスタブのほかにボディーシャワーがついたシャワールームがあります。トイレは洗面・バスルームとは別。32型液晶TVにコンポオーディオ。スイートルームでした。チェックアウトするまで追加料金取られるんじゃないかと気が気じゃなかった(笑)

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■2日目

 倉敷駅から山陽本線に乗りちょうど1時間。広島県尾道駅に到着です。今日は昨日とは打って変わって良い天気。猛暑ではないので散歩日和と言えるでしょう。坂道の街、尾道の散策で一日過ごしました。詳細は《尾道散歩編》で。

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 倉敷に戻り夜の美観地区を散策し、ホテルに到着したのが夜の7時を過ぎた頃。よく歩きました。

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■3日目

 実はこの日の行動は3つのプランを考えていました。
 まず初日に倉敷美観地区を十分見ることができなかった場合、足りなかったところを見て回るプラン。美観地区は結構狭いのと、やたらお土産屋さんばかりで少々辟易しているところもあるのでこれはなし。
 次が電車で真備町へ行き、吉備真備や横溝正史に関するポイントを散歩するプラン。距離的にはそんなに遠くないのですが、電車の本数が少なく2時半の飛行機に間に合うように行こうとすると無理がありそうなのでこれもあきらめます。
 最後が岡山に出て岡山後楽園を散歩するプラン。これが最も無難そうです。また、岡山名物?のフルーツパフェも食べたかったこともあり電車で20分ほどの岡山へ。
 詳細は《岡山散歩編》で。

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■帰路へ

 3日目も午前中少し雨がぽつりぽつりという時もありました。そしてリムジンバスで岡山空港へ向かっている間に結構本降りに。でも飛行機は無事に飛び立ち上空へ上がり雲海の上へ出ると下界の雨が嘘のようなまぶしい太陽。しばらく飛んでいると雲が晴れてきて地上がよく見えるようになりました。(たぶん)関空や伊勢志摩の海岸線、知多半島、そして富士山と楽しませてもらいました。

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 羽田に到着して丸福コーヒー店で一休みし、京急に乗って都営地下鉄に入って行くとちょうど平日の帰宅時間帯で、いつもわたしが職場から帰宅するときに利用する電車に乗り合わせてたのでした。明日からの仕事を思うとちょっと胸がチクッとしましたが・・・
 充実した倉敷・尾道・岡山の旅でした。

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