【大名屋敷跡を利用した大庭園、国立自然教育園と池田山公園を結ぶ。どちらも自然の森が残り、森林浴をたっぷり楽しめる。目黒から五反田あたりは高低差のある坂道が続く。】所要:2.5時間
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より
~全119コース中69コース目~
庭園美術館、自然園、池田山公園といった自然豊かな公園を巡りつつ、上大崎一帯の坂道に広がる住宅街を通過するコースです。
目黒駅前の街頭に下がっていたこれ。庭園美術館は改装のため休館中とのことです。
ここは以前訪問したことがあります。
庭園美術館のお隣、国立自然教育園に入場。入場料300円を払うとピンク色のリボンを渡され「場内では身に着けていてください」とのこと。
秋も深まってきましたが、この一帯の木々は紅葉しないのでしょうか。落ち葉はたくさん落ちていました。
どんぐりは持ち帰らないでとの看板。これに象徴されるように自然教育園では人口ではなくありのままの生態を残すことがポリシーのようです。
江戸時代には高松藩の下屋敷だったということであちこちに大きな松の木があります。
この季節、咲いている花は少ないのでたまに花を見るとほっとします。(名前はわからないけど)
自然園を出て目黒通りを進みます。
さらに右手の住宅街に入っていくと坂道ばかりの住宅街が広がっています。
その一角にけっこうきれいな公園があります。池田山公園。公園というと広場を連想しますが、ここは回遊式の池を中心にした立派な庭園でした。池の周囲はこんもりと盛り上がった高台になっていて、上からの眺めも楽しめます。
回遊部には小さな滝も。
池田山公園を出て五反田方面に向かうと道路の真ん中に巨大なマンホールの蓋が。水道局管轄のもののようですが、普通の蓋が5枚連結した姿はびっくりしました。「合流」って書いてありますね。この下はどうなっているんでしょう。
池田山公園の裏手一帯は大きな病院があります。NTT東日本関東病院。昔、同僚が入院して見舞いに来たことがあるんですが、病室の窓に緑が広がっているのを見てびっくりした覚えがあります。あれは池田山一帯の緑だったのかも、と納得しました。
関東病院からほどなく桜田通りに出ますが、そこはもう五反田駅。道路の向こうに高架のJRホームが見えますが、手前にある都営浅草線の入り口をもって散歩終了です。8900歩。
コメント
こんにちは。”あたらし(o-ω-o)”ブログの空苑です。
いつもご訪問やコメントをありがとうございます♪
自然豊かな写真を見てどこの山かなぁと
思っていたら東京なのですね∑(゜ロ゜
都会でもこのような大きな自然や生態を守ろうとする場所が
あることが分かり嬉しくなりました(ノ_・、)
季節外れのようですが、ピンク色の花はアザミですかね。
ではまた。素敵な写真をありがとうございます。
空苑さん、いらっしゃってくださりどうもありがとうございます。
東京って案外と緑が多いんですよね。でも多くが作られた緑なんですけど。その中でこの国立自然教育園はできるだけ自然のまま残すというコンセプトのエリアなので貴重なところだと思います。
この花アザミなんですね[E:coldsweats01]
その昔バラとチューリップの区別もつかなかったというブライアンでした。
またいらしてください。