【大崎、五反田、高輪に集まる大使館をまわる。途中にプリンスホテルなどを眺めながら、タイ、インドネシア、アイスランドなどの大使館を見ていく。各国の住人たちを見かけることが多く、外国語で書かれた広告などを探すのもおもしろい。】所要:2時間
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より
~全119コース中112コース目~
目黒駅から出発し、高輪、御殿山を通り、大崎駅まで大使館をめぐります。
駅前から目黒通りを進みすぐに右手の路地に入ります。
コロンビア大使館。
その隣にはコロンビアコーヒー生産者連合会という建物があります。
山手線沿いに戻り花房山通りを下っていきます。この一帯は播磨三日月藩森家の上屋敷が広がっていたとのこと。
その一帯の中にマリ大使館はありました。マリってご存じですか?西アフリカにある国です。
その先の細い路地。
こんな電柱看板が目に入りました。この先にはタイ大使館があります。
タイ大使館はモダンな建物。
しかし、その隣に立っている公使公邸は旧浜口邸という立派な洋館でした。
近くにはインドネシア大使館。
門柱のレリーフが立派でした。
さらに裏手に回るとこちらも立派な洋館の公使公邸です。
ねむの木の庭。皇后が婚礼まで過ごされた正田家跡に作られた庭。
皇后が読まれた歌が植物とともに配置されています。
階段を上ると上に見えるのは新高輪プリンスホテル。
ユニセフの前を通ります。
アイスランド大使館。
ソニー歴史資料館という建物を見つけました。土曜は休館のよう。見てみたかった。
ブルネイ大使館。
八ツ山通り。左の商業ビルはできたばかりなのか、ほとんどが空いていました。
御殿山交差点を左折します。原美術館の案内板。
美術館の手前にあるのがセルビア共和国大使館。ガイドブックが作られた頃はセルビア・モンテネグロという国名(旧ユーゴスラビア)だったらしいですが、その後国民投票でモンテネグロが独立し、セルビア共和国となったとのこと。
住宅街の奥まったところにあったのがモリタニア・イスラミック共和国大使館。さきほどのマリと隣接している西アフリカの国です。
住宅街の中に普通の住宅と同じように存在します。旗と銘板がなければ大使館とは想像できませんね。
御殿山のマンション群が見えます。
原美術館。
公園を横切り階段を降りていくと大崎駅方面です。
目黒川。
山手線の向かい側にSONYの社名が見えます。40年ほど前、大学の実習で夏休みの間大崎駅すぐのソニー工場でテレビ生産の実習をしていた想い出があります。私の中では大崎駅はそういう駅ですが、あらためて訪れてみるとずいぶんと様変わりしていますね。ショッピングセンターやらマンションやら真新しいビルの会社やら、言われなければ大崎駅前とはわかりません。
ゴールの大崎駅に続くドーム型の連絡通路。未来的です。
そういえば、山手線の一番下(南)に位置する駅はイメージ的には品川駅と感じていたんですが、実は大崎駅が一番南端の駅なんですね。今回歩いてみてよくわかりました。品川から八ツ山通りを進むと目黒駅に通じていて、大崎駅はその東西ラインからさらに南にはみ出ていました。
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