東京散歩No.34 公園&自然探勝『目白台・早稲田』

【コース内には名園・庭園が多く点在する。枝垂れ桜の甘泉園公園や三重塔が際立つ椿山荘、回遊式庭園の新江戸川公園など。また、戸山公園内の箱根山は標高43mで東京23区の最高峰。】所要:3時間
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より

~全119コース中82コース目~


高田馬場をスタートし、神田川沿いに椿山荘まで行きます。関口を通り、早稲田大学周辺、戸山公園を通り新大久保までのかなり起伏に富んだまさに「自然探勝」という雰囲気のコースです。


高田馬場から神田川に出ると大小たくさんの鯉のぼりがたなびいていました。


早稲田通りから神田川にかけての坂道、リスバージョン。


ふくろうバージョン。


明治通りに出て戸塚警察署の前、脇道から明治通りに出るところにショートカットの石段がありました。とってつけたようでかわいい。


季節柄いたるところでさつきが咲き誇っていました


甘泉園公園。そんなに広くないですがうっそうとした緑が気持ちよかった。


奥には小さな滝もあります。


公園に隣接してある水稲荷神社。お稲荷様と言えばきつねですが、これは躍動感があふれていました。


水稲荷神社は早稲田大学のすぐ近くにあるのですが合格祈願の参拝もやっているようです。


新目白通りに出ると都電の始発駅「早稲田」でした。


神田川を渡って豊島区へ入り、すぐまた文京区へ。このへんは3つの区の境界地点です。文京区に入ると新江戸川公園があります。ここも池を中心とした緑豊かな公園というか庭園ですね。椿山荘の裏手一帯は江戸川橋にかけて起伏と緑が楽しめます。


起伏と言えば新江戸川公園と椿山荘の境界にあるこの坂道。「胸突坂」という過酷な名前です。上りました!


登り切ると目白通り。椿山荘、講談社野間記念館、東京カテドラルなど落ち着いた一帯です。カテドラルの塔がひときわ目を引きます。


椿山荘をぐるりと回り再び神田川まで降りていきます。そこは江戸川公園。


新目白通りを渡り早稲田大学へ。高田馬場駅行きバスですが、料金は180円なんですね。学割料金でしょうか。


大隈講堂。この正門前周辺、カメラを構えている人がたくさんいました。


正門前から早稲田通りに続く商店街。「合格祈願」ののぼりや定食屋など学生の街という雰囲気です。


早大生向けアルバイトののぼり。最後の「非公開バイト」っていうのが気になる。


戸山公園に入り、いよいよ箱根山登山です。すでにここまでにかなり坂道を上ってきましたので、山頂も近いはずです。


いよいよ山頂。


山頂に登ったのですが、木々に遮られてそれほど眺望がよくありませんでした。ベンチでくっつき合ってひそひそ話をしていたカップルの方が気になったりして。


「標高43m」という標識があります。


下山して早稲田大学理工学部裏手の公園へ。子供達もたくさんいましたが大人の男性のくつろぎの場ともなっていました。


大久保通りの韓流商店街はあいかわらずすごい人混みで賑わっていました。ゴールの新大久保駅も多くの女性達でラッシュ状態。

この日は夏のような日差しで暑かったのですが、23区内最高地点への登山も含む起伏に富んだ公園・庭園めぐりで、少々ハードでした。(13,000歩、10km)

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