28.ミュージアムめぐり「向島・押上ミニ博物館」

【墨田区は区が指定したユニークなミニ博物館がある。人形、羽子板、染物、屏風、金物など、博物館を兼ねている店舗を巡る。店舗により開館日が違うので注意しよう。】
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より

墨田区へは両国や錦糸町周辺へはよくいくけど、本所や向島あたりはあまり行く機会はない。今回のコースは押上から向島地域を徘徊するコースだ。

コースは都営浅草線の浅草から隅田川を渡って一つめの駅、本所吾妻橋駅がスタートだ。近くにある東関部屋(高見山親方の元高見盛が在籍)などを巡って押上駅へ。

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このだだっ広い景色は東武線業平橋駅近くの東武橋から押上駅方面を見たものだが、ここに新東京タワーが建設される予定だ。現在の東京タワーに比べると電車の便は格段によくなる。都営浅草線、京成線、都営浅草線、東京メトロ半蔵門線が集まっているから、都区内はもとより埼玉、千葉、神奈川からも電車が直通で来ることができる。

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今回のコースはタイトルにあるように博物館を巡るというのがテーマになっている。写真のように「小さな博物館」という看板が出ているところがたくさんあるのだ。向島周辺を歩いていると、町工場のような家内工業を営んでいるところが非常に多いのに気づく。そんな地域柄いろいろな特徴を持ったミュージアムが「小さな博物館」として制定されているようだ。
だが、今回はウォーキングが目的で2時間で回りたいので見学はお預けとしよう。

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コース地図を見て貰うとわかるように、非常にくねくねと徘徊する設定になっている。「小さな博物館が」路地にあるからということもあるのだが、大通りを通れば済むモノをわざわざ細い路地にコース設定してあるのがわかる。この「東京山手・下町散歩」という本はそういうコース設定の本なのだ。歩いていると非常に楽しく、コースをアレンジした編集者の意気込みが伝わってくる。
今回も写真のような特に用もなければ来ることもないような民家が並んでいるような路地をたどっていく。

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曳舟駅近くに「アップル歯科」という歯医者があった。このリンゴのマークってMACのアップルのマークAppleとうり二つじゃないの?大丈夫なんだろうか。 などと思い、Googleで「アップル歯科」を検索したら、なんと全国にこの名前の歯医者がなんとたくさんあること。そう言えば昔「リンゴをかじると血が出ませんか?」っていうCMがあったけど、何か関係あるのだろうか。

などと考えながら今回のウォーキングはテーマの博物館を横目で見ながらひたすら住宅街の路地を歩き回って、約2時間、1万5千歩だった。

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