長岡市にある新潟県立歴史博物館に行ってきました。
越後丘陵公園の少し信濃川寄りのあたりに設置された博物館、丘陵の中に建てられた施設で、クルマでないとなかなか訪れるのは難しいかと思いますが、長岡駅から直通バスも出ているようです。逆にそういう環境に構えていることで歴史の世界に足を踏み入れる雰囲気が醸し出されています。
まずは特別展「すてきな布」。「アンギン」という、魚沼地方を中心に大昔から作り継がれてきた布の研究が始まって100年にあたるということで、それらの成果を見ることができました。
さて、常設展は地下に降りてゆきます。おおきく「新潟県の歴史」と「縄文時代」にテーマが分かれており、非常にビジュアルにわかりやすくダイナミックな展示がされていました。
奈良・平安時代の越後の役人の仕事風景の再現。
古代(平安まで)の越後・佐渡の人々の動きが解説とともに示されます。石船(いわふね)郡、沼垂郡、蒲原郡、古志郡、三嶋(みしま)郡、魚沼郡、頸城郡という今もおなじみの地名が当時の区割りとして使われていたようです。
雪で閉ざされた冬の雁木通り。懐かしい!
次は「縄文人の世界」。貼るの採集の風景が実物大で再現されています。
夏の海辺。
竪穴住居の傍ら佐作業する人々。さりげなく火炎土器を作っている人がいたりします。
「東北ヴィーナス」土偶。山形県で出土したもの。
展示場を出て売店に寄ると土偶のガチャが。
300円。やってみました。
それが、これ「東北ヴィーナス」!
入り口には音声解説器の無料貸し出しもありました。今回は時間の関係で利用しませんでしたが、次回はじっくりと解説を聞きながら回ってみたいと思います。
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