60年前の撮影フィルム復元

先日、叔父から8mmフィルムが見つかったと連絡があった。私の父が亡くなった際に受け取っていたものだそうだ。

2本あり、リールに書かれていたタイトルがそれぞれ「子供ノ成長」「昭和32年センイまつり」。カタカナなのが当時らしい。

当然映写機はすでになくなっていたので、ダビングサービスを利用してDVDに復刻した。富士フィルムなど大手もサービスを行っているが、価格がリーズナブルだった「ダビングスタジオ」という会社に依頼した。10分程度の8mmフィルムを2本発送し、1週間程度でDVDが届いた。8mmを映写し、ビデオカメラでデジタル化するらしい。DVDにしてもらうことの他に動画ファイル変換のみとすることもできたので、mpegに変換してもらい、自分でDVDに焼くことにした。価格は2本で約1万円。

その結果、とても懐かしい映像が再現された。自分の子供時代の様子はもちろんだが、60年前の近所の様子、周りの人々、商店街の様子など、見ていると涙が出てくる。

ちょうど、先日母の三回忌で兄弟たち家族が集合したので、みんなで一緒に見た。亡くなった母の20代のころの映像や、父、祖父そして仏壇の遺影でしか記憶にない祖母の映像などもあり、三回忌にふさわしい感慨を共有することができたと思う。

2

こういう映像は当時を一緒に過ごした誰かと一緒に見ると盛り上がること間違いない。

コメント