ゴジラとあなごとモーツァルト

久しぶりの晴れた今日、東京で過ごす休日とした。

まずは日本橋TOHOシネマズで映画「シン・ゴジラ」。

Godzilla

ゴジラ映画を映画館で見たのは始めてかもしれない。日経ビジネスオンラインでシン・ゴジラ特集を行っていて、いろんな方がこの映画を見て感じたことを記事にしているのを読み、自分も見てみたくなった。
核問題、日米問題、自衛隊問題などをからめながら、常識にとらわれず志のあるものが日本を救っていくという流れ。それにしてもずいぶんいろんな役者が登場していた。甘利前経産省にそっくりな人が出てきたときはびっくりした。あれは本人ではないんだよね。
『日本はスクラップ&ビルドで発展してきた』という言葉があったが、ゴジラによって破壊された首都は次の理想の都市として蘇るんだろうな。

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映画を見終わったらちょうどお昼時。コレド室町の地下に降りて「玉ゐ」で穴子のちらし寿司をいただいた。栗やぎんなんも入っており秋のにおいがした。

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六本木のアークヒルズに移動し、サントリーホールへ。
今年3回目の都響プロムナードコンサートだ。

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指揮&ピアノ:ロバート・レヴィン
ピアノ:ヤーフィエ・チャン
東京都交響楽団(コンサートマスター:四方恭子)
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モーツァルト:交響曲第29番 イ長調
モーツァルト:2台のピアノのための協奏曲 変ホ長調
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モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調
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いつもとは違い、小編成にした都響で3曲のモーツァルトを楽しんだ。交響曲29番ってどんな曲だっけ、って思っていたけど、始まった瞬間に「あ、この曲か」とわかるのがモーツァルトのすごいところだ。長調だけど、なぜか切なくなる出だしだ。

2つのピアノ協奏曲はレヴィンが指揮をしながらのピアノ演奏を聴かせてくれた。演奏後の挨拶もそうだけど、元気な所作の人だ。だけど、演奏は実に暖かい気持ちにさせてくれた。

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