大内宿と会津若松

去る12月20日から21日にかけて、会津旅行にいってきた。GOTO旅行キャンペーンを利用しての旅行だ。

数日前から新潟県には初雪が降り始め、高速関越道の県境付近では大渋滞が発生したりしていたが、こちら福島県境の国道49号はそれほど積もっていなく、いつものように3時間ちょっとで会津若松からさらに奥の大内宿へ到着した。


しかし、会津本郷から下郷へ抜ける峠道に入ると山間の道は真っ白。除雪されてはいるが、そろいそろりと景色を楽しみながら走った。

大内宿の駐車場は雪が降りしきる天気にもかかわらずかなり埋まっていて、奥の方まで張り込んで駐車した。

雪に埋もれた茅葺の宿場道を歩いていくと両側に蕎麦を食べさせるお店が並んでいる。その中でおばあちゃんの元気な声に引き寄せられてみのやに入った。たぶん、この家は先ほど資料館で茅葺の工程をビデオで映していたお家だと思う。

初めての体験だったので定番のねぎそばを注文。蕎麦は十割蕎麦であたたかいバージョンにした。ねぎで蕎麦をいただく。ねぎの香りが口中に広がる。

残ったねぎは囲炉裏の網でこんがりと焼き、醤油と七味でいただいた。甘い!

そして雪が降っていたが斜面を登り、宿場通りを見下ろせるところまで行き、写真を撮った。ミニチュアみたいだ。


大内宿を後にして車で15分ほど走り、塔のへつりへ。

雪のため下に降りることはできなかったが、お土産物屋さんの展望台から景観を堪能した。

お土産物屋さんでは温かいキノコ汁をごちそうしてくれてほっこりした。お土産にシイタケ栽培セットを購入。

ちなみにこちらは5日たった生育状況。明日にでも収穫しよう。

塔のへつりを出発してすぐに踏切があり、ちょうど電車が通過するところに遭遇した。会津鉄道の「塔のへつり」駅のすぐ横だ。駅で数名の観光客と思われる人たちが乗り降りし、一両編成のかわいい電車が通過していった。

さて40分ほど走り、会津若松市内へ。鶴ヶ城の内堀沿いにあるレンガ造りの建物はシルクロード文明館というところ。中のカフェに入った。

同じ系列のお菓子屋さんの餡をカステラで巻いたケーキとともに、青磁のような飲みやすいコーヒーカップでおいしいコーヒーを楽しんだ。

この夜は会津若松の奥座敷東山温泉の旅館「原瀧」でゆっくりした。渓谷沿いの露天風呂で暖まり、豚しゃぶなど料理をいただいた。



さて、翌日は東山温泉からすぐのところにある会津武家屋敷を見学。

家老屋敷の玄関。

御成りの間。お殿様が来られた時にお迎えする部屋だ。大河ドラマ「八重の桜」で撮影にも使われたとのこと。

武家屋敷を出発して会津若松中心地へ。車を駐車場に入れ、野口英世青春通りへ。一番館という喫茶店と野口英世青春館という資料館が併設されているカフェへ入った。

店内は落ち着いた作りになっていて真空管アンプと巨大なスピーカーが静かに音楽を流していた。
焼きサンドで早めのランチをいただき、通りをぶらぶらしたあと、帰途へ着いた。

途中、道の駅あいづ湯川・会津坂下へ立ち寄った。新しい道の駅らしく楽しい作りになっていた。ここで軽トラで淹れたての珈琲(マンデリン)を調達し2時間半ほどで無事帰宅した。

今回の旅行はGOTOトラベルを利用し安く温泉を楽しもうと企画したのだが、雪の大内宿を堪能できたのが一番思い出に残った。会津は奥が深い。

コメント

  1. め~ぷ より:

    今年もよろしくお願いします。

    会津若松!よく通っていたところなので、懐かしい場所です。雪の大内宿もすごいですね。また行きたくなってきました。
    東山温泉は、私は第一ホテルによく泊まってました。ごはんがおいしいんです、お風呂は庄助の湯に行ったり原瀧にいったり・・あー懐かしいです・・・

    この冬は雪が大変そうですね。気を付けてお過ごしください。

  2. ブライアン より:

    め~ぷさん、あけましておめでとうございます。
    会津方面の記事を書くといつもからんでくれますね[E:#x1F604]

    今朝起きたら40センチの積雪でした。2年間雪がなかったので、今年は来るかもしれませんね。

    落ち着いたらめ~ぷさんもまた会津を訪問してください。