e-Tax使いませんでした

今年の確定申告を昨日早々と提出してきた。

実は、去年からe-Taxを利用しようと思い準備をしてきた。

【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)
国税電子申告・納税システム(e-Tax)の概要や手続の流れ、法令等に規定する事項など、e-Taxを利用して申告、納税及び申請・届出等を行うために必要な情報やe-Taxについてのお知らせを掲載しています。

開始届を行う。住基カードを作りカードリーダを購入し電子証明書を取得する。利用者識別番号が届いたらe-Taxシステムに初期登録を行う。

これでいよいよ申告データを作成して送信するだけだ。国税庁の確定申告書等作成コーナーを使えば申告データの作成はすごく簡単だ。以前のようにガイドブックを熟読して間違いないよう電卓で計算してなどということは不要ですごく楽になった。

しかし、申告書の添付書類は電子送信できないので結局税務署まで郵送するか持参する必要がある。私の場合は源泉徴収票、医療費や寄付金の領収書、トレードの取引明細書を添付する必要がある。税務署からはあらかじめこれらの郵送用封筒などが送られてきていたのだが、よく考えてみればこれらを郵送するなり持参するのであればこちらとしては一緒に申告書も提出すればいいのであって、何もわざわざ面倒な手続きを行って電子申告などする必要はまったくない。

ということで、徒歩10分の日本橋税務署にすべての書類を持参して提出してきたのだ。

税務署としてはe-Taxの方が手間が減るのだろうか。その辺はよくわからないが、少なくとも私が使おうとする積極的な利点がまったくないということが分かった。わざわざ面倒な手続きをしてまで電子申告を利用しようとした私でさえそう思うのだ。巨額の投資を行って構築したe-Taxを有効活用するには(個人にとっては)添付書類も含めて電子申告ですべて完結するようになることと、電子申告控除というような金額的なメリットがない限り普及は絶望的ではないのだろうか。

コメント

  1. きくち より:

    私はe-Taxで申告しました。住基カードやICカードリーダの取得が面倒でしたが、今年から、国税庁HPの「確定申告書作成コーナー」から直接送信が可能になったのと24時間受付になったで楽でした。e-Taxソフトのインストールも必要なかったです。
    来年からは、添付書類の省略や5000円の税額控除が導入されるみたいなので、メリットがぐんと増しますね♪

  2. 禿山の一夜 より:

    こんにちは
    私も記事に書いたように、早々と準備していたのですけどねー。
    添付書類の省略や税額控除の話は知りませんでした。これらが実現されればかなり普及するでしょうね。来年が楽しみです。せっかく住基カード付くってカードリーダーまでそろえたんですからね^^