中央区境を歩く(7)

いよいよ中央区境のウォーキングも今回がゴールだ。月島をスタートして隅田川沿いに北上し、スタート地点の両国までをたどる。ということで、今回は隅田川にかかる橋が数多く登場する。

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相生橋からこれから歩いていく上流方面を撮った。左に見えるビル群は佃島のリバーシティーマンション群で、水辺は石川島公園。

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川を北上する前に相生橋のたもとに小さな公園がある。中の島公園だけど、地図によるとこの公園の中央を区境が走っていることになっている。写真に写っている側は中央区佃、向こう側半分は江東区越中島ということになる。越中島は人形町に引っ越す前に4年間住んでいたところなので親近感がある。

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相生橋がかかっていたのは隅田川から分かれる形の豊洲運河だったが、石川島公園を歩いていくといよいよ隅田川に出る。このシリーズですでに勝どき橋を渡っているが、そこから上流に向かって佃大橋があり、その次がこの中央大橋だ。わりと新しい橋のようだ。姿もとても美しい吊り橋で明るいイメージだ。

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中央大橋を渡って隅田川右岸に出る。ここからは隅田川テラスをずっと川沿いに歩いていくこととなる。川にはたくさんの橋がかかっていて、それらの橋をくぐりながら進む。隅田川の右手はしばらく江東区だが、両国近辺では墨田区となる。
写真の奥に見える橋は永代橋で、中央区新川と江東区永代を結ぶ。

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永代橋をくぐると日本橋川の河口がありいったん地上に上がって豊海橋を渡る。橋の向こうに見えているのがIBMのビル。

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次が隅田川大橋だが、一般道の上に首都高も走っている2階建ての橋というのが特徴だが、地味な印象の橋だ。中央区箱崎と江東区佐賀を結ぶ。

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清洲橋はクラシックな美しさでは随一だと思う。見るたびにほれぼれとしてしまう。中央区浜町と江東区清澄を結ぶ。

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隅田川は左へ大きくカーブする。次に現れるのが新大橋だ。隅田川にかかる橋を通る道路は橋の名前がそのまま道路の名称となっていることが多い。永代橋を通る道は永代通り、清洲橋を通る道は清洲橋通り、そしてこの新大橋を通る道は新大橋通りという名前で右の江東区森下地区から左の中央区浜町を通り最終的には築地を通過して浜離宮庭園前まで至る。

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首都高が見えてきた。両国ジャンクションで、墨田区を隅田川沿いに下ってくる向島線と千葉方面の京葉道路から江戸川区江東区と横切ってくる小松川線が合流して、左の箱崎ジャンクションになだれこんでいくところだ。

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いよいよゴールの両国橋にたどり着いた。墨田区両国と中央区東日本橋を結ぶ。この橋を通る道路は両国通りという名前ではなく、墨田区側は京葉道路、中央区側は靖国通りとなっている。

これで中央区と回りの区の区境をたどるウォーキングは終了だ。いろいろな情景が移り変わっておもしろかった。始めて通る道も数多くあったし、入り組んだ小路があるかとおもえば 海に面した見晴らしのいい広場があったりする。そう言う面では港区なんかも面白そうだ。レインボーブリッジも歩いて渡ることになるしね。

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