【世界一の電気街。近年は多様なサブカルチャーの店も進出している。ゲーム、アニメなどの店に集まる「オタク」やメイド喫茶などの間を抜けて、浅草橋の老舗人形店街へ歩く。】所要:2時間
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より
約1ヶ月ぶりの東京散歩になりました。今回のコースはもう何十回いや100回以上は歩いていると思われる秋葉原とお隣浅草橋をめぐります。
+αとして、小伝馬町、堀留町で行われているべったら市をのぞいてみました。
数限りなく訪れている秋葉原なんですが、つくばエクスプレスが開通してから様変わりしています。秋葉原駅自体も中央口が開通して構内が見違えるように広々となりましたし、その中央口の真ん前に巨大なヨドバシカメラができて、がらりと雰囲気が変わりましたね。
そのヨドバシカメラ前から散歩開始です。私自身、日比谷線でまたは徒歩で秋葉原を訪れることがほとんどなので、昭和通りに近いヨドバシに立ち寄って、そのまま帰ることが多くなりました。実に便利なのですが、ちょっと寂しい気も・・・
朝10時頃のいわゆる電気街(中央通り)はまだ閑散としています。
目につく看板も萌系が目立ちますね。
こんなのも。
このあたり、一昔前は家電店やPC販売店がずらりとならんでいた地帯です。
それでも路地裏に行くとPCパーツ店が軒を並べています。正面に見えるのはよく通ったラオックスザ・コンピュータ館ですが、今は閉鎖されたままかな。
ふと足元を見ると歩道のタイル絵が真空管。
こちらは電熱器。
右に見える赤い看板のところがラジオデパートです。中は迷宮のように細い通路と小さな電子パーツ店が集まっています。今から30年くらい前、よく通っていました。アンプやスピーカーの自作に熱くなっていた頃です。
昌平橋交差点、上を走るのが総武・中央線(黄色い電車)、奥に見えるガードを走るのが中央快速線(オレンジ色の電車)です。
昌平橋の上から中央快速線が通っているところです。この川は神田川、煉瓦のガードは昔の万世橋駅跡がそのまま残っているんです。
コースは秋葉原を離れて総武線に沿ってお隣の駅浅草橋方面に向かいます。
神田川にかかる左右衛門橋です。今カメラを構えているこの地点は3つの区の境の点になるんですよ。背中側が千代田区東神田、向こう側の川の左岸が台東区浅草橋、右岸が中央区東日本橋です。
ビルに挟まれ、この一角だけ木造のたたずまいの家屋。
鳥越神社。
この後、まもなく浅草橋駅に到着。8000歩。
今日は浅草橋駅からそのまま散歩を続けて馬喰町を抜けて小伝馬町まで行きました。小伝馬町界隈はすごくにぎやか、べったら市が行われているんです。近くの宝田神社(ビルに囲まれたちっちゃな神社です)と、堀留町の椙森(すぎのもり)神社の例祭と合わせて開催されていて、この2つの神社を挟んだエリア一帯を露天が埋め尽くしている感じ。すごい規模です。神社自体は小さいんですけどね。
べったら漬けのお店ももちろんたくさん並んでました。
コメント
ご無沙汰してます。
ブラタモリお好きなんですね。上野の回、初めて見ましたが、とても面白かったです。東京にしばらく住んでみたいです。で、ご存じかもしれませんが、森まゆみの「鷗外の坂」お薦めで~す。
図書館侮れないでしょう?当地の図書館も落語のCDが少ないのが残念ですが、行き届いたサービスと腰の低い対応に驚きます♪
デミさん、いらっしゃい。
そちらでもブラタモリやってるんですよね。東京だけが舞台で不公平ですよね。(でも京都をいろいろ紹介する番組なんかも多いしいいか)
「鴎外の坂」図書館にオンライン予約入れました[E:pc]
図書館の運営なんかも外部に委託してたりするんでしょうね。税金で運営してる分でも利用しなきゃって思います。