『正しく知る地球温暖化』赤祖父俊一著

「正しく知る地球温暖化」~誤った地球温暖化論に惑わされないために~
赤祖父俊一[誠文堂新光社]

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 非常にわかりやすい文章で地球温暖化を解説しています。

要旨は
・現在温暖化が進んでいるが1800年からほぼ直線的に進行している。
・これは小氷河期からの回復を図る自然変動の一環と考えられる。
・化石燃料の大量消費が始まった1946年からの増加量と温度変化の関連性は一様ではない。
・IPCCの目的、手法、マスコミ、各国の官僚、温暖化防止団体、それぞれの利害が現在の混乱を招いている。

という内容になっています。最初に書いたようにとてもわかりやすく書かれていて、読んでいて完動すら覚えます。この本に対する反論があればどのように反論するのかじっくり読んでみたい。

著者は学者ですが、IPCCの手法に対する批判、マスコミの関わりかたに対する苦言など、具体的な内容まで踏み込んでひとつひとつ検証しています。特にマスコミが北極圏の氷河やシロクマを取り上げる際の過ちはなるほどと思いますね。

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