【阿佐ヶ谷から商店街や住宅街、桃園川緑道を通り、高円寺まで回る。厄除けで知られる妙法寺、中杉通りのケヤキ並木もあり、この地域のいろいろな顔を見ることができる。】所要：2時間
東京山手・下町散歩（昭文社刊）より
～全119コース中7５コース目～
今回は地元、高円寺近辺を周遊する散歩コースです。高円寺も阿佐ヶ谷も商店街が多く、またジャズストリートや阿波踊りといった地元を中心としたイベントで盛り上がる町です。
阿佐ヶ谷駅前がスタート。
駅南口前からすぐ始まるパールセンターっていうアーケードを歩いて行くとお地蔵様が見つかりました。この通りは江戸時代、妙法寺への参拝道、またまっすぐ進むと大宮八幡近くに行き鎌倉へ通じる道になる鎌倉道でもあったとのこと。そのなごりの地蔵と庚申様とのことです。
歩き始めてすぐですが、中杉通りにある「聖庵（ひじりあん）」っていう天然酵母パンのお店でモーニングセットをいただきました。パンはバイキング形式で食べ放題。店内も明るくてシンプルでいいお店でした。
青梅街道、五日市街道と横切って古道を進んでいくと妙法寺に到着。古くから厄除け信仰を集める日蓮宗の古刹です。
この周辺は妙法寺を中心にたくさんのお寺や墓地があり、ここは堀之内斎場もあります。電柱の広告には「おぼうさんどっとこむ」なるものが・・・ 僧侶を派遣するそうです。
北上していくと環七と青梅街道が交差する高円寺陸橋。歩道橋から撮影しました。
道路が緩やかに下っていきまた上っていく谷底形状のところに桃園川緑道が交差しています。以前、中野から神田川に至る部分は歩いたことがあるのですが、今日は高円寺部分を通ります。
さて高円寺駅前、そういえば今日はかの有名な高円寺阿波踊りの初日にあたります。すっかりお祭り気分ですね。
高円寺の庚申通り商店街からまた西に戻り阿佐ヶ谷の中杉通りに出てきました。りっぱなケヤキ並木です。
今日はここがゴール。夏の休日の朝、朝食も兼ねて歩くお手軽なコースでした。
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