東京散歩No.111 下町・寺社めぐり『桜新町・世田谷』

【長谷川町子が暮らし、数々の作品が生まれた桜新町。駅前のサザエさん通りから長谷川町子美術館を抜けた後は、世田谷のボロ市通り、招き猫発祥の豪徳寺、松陰神社をめぐる。】所要:1.5時間
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より

~全119コース中79コース目~


年末の押し迫った3連休の初日、お天気も良かったので東京散歩に出かけました。
今日はサザエさんの作者長谷川町子さんが住んでいた桜新町を出発して、深沢、用賀、弦巻、世田谷、豪徳寺、若林と世田谷の落ち着いた住宅街や寺社を巡っていきます。


東急田園都市線桜新町駅の前にはサザエさん一家がお出迎えです。


駅前から続く商店街は「サザエさん通り」サザエさん美術館方面へ続き、道路のあちこちにはサザエさんの絵やオブジェなどで雰囲気を出しています。


長谷川町子美術館です。長谷川姉妹は絵がお好きで、自分たちで「いい」と思ったものを収集していたとのことです。それを世の中の人たちにも鑑賞していただこうと建てたのが長谷川美術館。現在は長谷川町子美術館と言うことだそうです。私はサザエさんなど、長谷川町子の世界を展示している美術館なのかと思っていましたが、少し違っていました。
展示されていた絵画を見て少々驚きました。女性の肖像を描いた一連の作品はとても魅力的でした。写真のように精緻にしかも魅力的な表情を描いた絵はとても惹きつけるものがありました。


深沢の閑静な住宅街、聖公会神学校の周辺です。


用賀を抜けて弦巻に出てきました。住宅の前にフリマ風の展示コーナーがあり、野菜の無人販売風の小物の無人販売でした。初めて見ました。


弦巻には世田谷区教育会館という施設があり、図書館などの他にプラネタリウムの設備もあるようです隣の小学校との間には緑道風の小道もあり、落ち着いた一角です。


この2軒、左がピアノ教室、右が美術教室(アトリエ)という文化的な一角となっています。


上町近くの世田谷線踏切


世田谷城、っていうのがあったんですね。それほど広くない敷地ですが、こんもりと盛り上がっていて城跡という雰囲気を残しています。


豪徳寺。かなり広い敷地で三重の塔などもあり由緒を感じさせます。招き猫で有名ですけどね。


最後が松陰神社。吉田松陰を祀っていると思われます。

世田谷のハイソな雰囲気を味わえた散歩でした。

コメント

  1. はたふり川 より:

    うちの近所まで征服されましたね!
    22日は最近買った折り畳み自転車で羽田まで行ってました(ちなみに帰りは折りたたんで電車)。
    自転車でのんびりウロウロもなかなか楽しいですよ。

  2. ブライアン より:

    そうだ、お近くだったんですね。いい雰囲気の地域でした。
    自転車で羽田までですか!それも楽しそう。自転車だと気まま感+距離の両取りできるのがいいですね。