東京散歩:021.下町銭湯探訪『目白』

【豊島区南長崎は手塚治虫、藤子不二雄、石ノ森章太郎らが過ごした「トキワ荘」で知られる。建物はないが昭和のにおいがする町並みを歩きながら、帰りに銭湯に立ち寄るのはいかが。】
東京山手・下町散歩(昭文社刊)より


今回は少し地味なコースです。西武池袋線で池袋から一駅目の椎名町駅を出発し、下町風情のある住宅街を歩きます。山手通りを渡ると今度は高級住宅街の装い。JR目白駅までの約1時間のコース。

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池袋駅から西武池袋線の各駅停車に。昔、この沿線の入間に住んでいたことがあるので、この電車がなつかしい。

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椎名町駅南口を出ます。かなり地味な風景が広がります。

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しばらく歩くと住宅街の一角に「羽黒山三山参詣百観音」という碑がありました。由来を調べたのですがよくわからない。何でここに羽黒山なんだろう・・・

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地図によると、「広の湯」という薬用風呂の銭湯があるというところにきたのだけど、どうも見あたらない。見ると新しい公共の建物が建っていて、その裏手が小さな庭園に。きっと銭湯は廃業になり、そこを区が買い取ってこの施設を作った(のだろう)と想像しました。

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南長崎界隈は写真のような細い道が縦横に走っていて、住宅街なのですが、アパートもかなり多いですね。静かな地域です。

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南長崎というとトキワ荘が有名ですが、今は建物は残っていないとのこと。歩いていたら「トキワ荘通り」というのぼりが電柱に見えました。たぶんこの辺にあったのかなあ。と思いながら通り過ぎました。

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「子育て地蔵」という小さなほこらがあったので、少し寄り道。いくらなんでもかわいすぎるお地蔵様だ。

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さて、目白通り、山手通りと渡ると住所は豊島区目白界隈。街の様子はかなり変わり、「瀟洒な住宅街」という感じ。目についた住宅を撮してみました。

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そして終点のJR目白駅到着。午前中とはいえ今日も炎天下での8400歩の散歩。山の手の雰囲気を満喫しました。

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