新居の完成が1ヶ月後に決定したので、早速引っ越しの手続きを開始した。
まずは業者の選定なのだが、ここのところS社単独で選定を行っていたのだが、その料金に少しくすぶるものがあり、今回は2社から見積もりをとった。
見積もりを取るとノベルティーをもらえる。S社が新米1kg、A社がP&G3点セット。これはこの数年変わりないようだ。3年前も同じものだった記憶がある。
今回、賃貸業者である大東建託から引っ越し業者について「パック料金」なるチラシをもらったのだが、現在住んでいるアパートの広さに照らし合わせると5万5千円くらいとなる。しかし、このアパートに越してきたときS社に単独見積もりをとったのが9万円だったのだ。この3万5千円の差は何なんだろう、ということで、大東建託を経由して同じS社と新たにA社に見積もりをお願いした。
まず、昨日S社が見積もりに見えて、パック料金では難しいという話で税込み87,480円の見積もりをいただいた。
そして本日A社に見積もりを取ってもらったところ、パック料金で受けてくれるという。税込みで58,320円だ。
作業内容をそれぞれ細かく聞いたのだが、ほぼ同等、細かいところを見るとかえってA社の方がレベルが高いところもあった。同じ作業内容で、両方とも業界大手で価格が3万円の開きがあれば、よほど理由がない限りA社にお願いするよね。
ということでA社に決定し、S社にはお断りの連絡をいれたところだ。
ここまでであれば、「ふーん、そうなんだ」程度の話で終わるのだが、問題はS社に断りの連絡をしたときの対応だ。なんと「A社がその料金なら、それよりもお安くしますよ」というものだ。これには天地がひっくり返るくらい驚いた。
昨日S社のセールスマンは87,480円という価格を提示したときに
「これ以上安くするのはどこかサービス内容にリスクを作ることになるので、そういう業者は避けた方がいいですよ。」
と言っていたのだ。これが精一杯だと。ところがA社の価格を伝えると、それよりも安くすると3万5千円ほどの値引きを提示してきたのだ。これにはあきれてものが言えない。昨日の話は何だったのだろう。昨日の時点で私が了承して契約していたら。払わなくてもいい3万円を払っていたことになる。S社は高い料金でもプライドを持って作業するという姿勢を最後まで貫いてほしかった。それが非常に残念だ。
引っ越しはもう10数回経験してきたが、毎回毎回料金の見積もりには釈然としないものを感じてきた。たぶん最後となる今回の引っ越しで、その思いが頂点に達したようだ。
私はこういう、『ごねた人が得をする』という習慣は大嫌い。その点で大東建託の引っ越しパックの提案は私にやすらぎの気持ちを与えてくれた。
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