今回の山歩きは人生初の尾瀬に行ってきた。新潟県外を歩くのも初めて。2人の山歩きの先輩に同行してもらい、夏の尾瀬を楽しんだ。

見附市から尾瀬まではクルマでおよそ3時間。朝4時ころ出発し、峠道を駆け抜けて、福島県桧枝岐村の御池(みいけ)駐車場に到着。

尾瀬は群馬県の鳩待峠から尾瀬ヶ原方面に向かうルートが、関東方面からの人々で賑わうが、今回はニッコウキスゲが咲き始めた大江湿原を通って尾瀬沼に至る道を往復した。

御池駐車場からシャトルバスでおよそ30分で山の駅沼山峠に到着し、ここから歩きはじめる。峠を越して斜面を降りていくと大江湿原が広がる。右手に燧ヶ岳(ひうちがたけ)正面に尾瀬沼の水面を見ながらニッコウキスゲとワタスゲが咲き誇る湿原を縦断していく。尾瀬沼に行き着いたところがビジターセンターや長蔵(ちょうぞう)小屋があるエリアだ。およそ1時間ちょっとのルートを往復する。

御池駐車場、広大な駐車場だが、すでに半分くらいは埋まっている。金曜の朝でこの状態なのだから、週末や夏休みは大変なことになっているだろう。
朝8時ころなのに空気はひんやりとしている。長袖でもいいほどだ。

ここから沼山峠までは会津バスのシャトルバスで入っていく。

往復を購入したが特に割引はない。片道\520。

林道に入ってすぐ左手には広大なブナ林が広がる。

基本的にはクルマがすれ違えないくらいの林道をバスは進む。車両通しは随時無線で現在地を連絡しあっていた。

沼山峠に到着して早速山歩き開始。ここから入っていく。

今回のルートは例外なく木道が整備されていた。尾瀬全体がそうなのだろうか。歩きやすい。しかし維持管理が大変だろうなと、いらないことを心配してしまう。
10分位登っていくとすぐに峠を越え、展望台を過ぎると15分ほど下っていく。

すると一面に広がる湿原が出現!

まず目につくのは小さな白い花。

ワタスゲ。ホウセンカのように種子が綿状になっていて、風にゆらゆらと揺れている。

これがニッコウキスゲ。黄色いあでやかな花びらが惹きつける。

この日は工事用と思われるヘリコプターが絶え間なく往復しており、こいつがちょっと興ざめだったのが少しだけ残念。

標高は1000mを超えており、外界は30度を超える猛暑なのに、ここはひんやりとしかもさらっとして空気が流れており、とても気持ちいい。「夏がくーれば思い出す~」という歌は情緒的過ぎると以前から思っていたが、実際訪れてみると案外歌詞の通りに感じられた。(すまなかった)

湿原に流れる小川。水がとても澄んでいる。ミズバショウの葉が大きく育っていた。

先輩が向けたカメラに柄にもなくピースサインを向けてしまった。

到着した長蔵小屋。時間の流れを感じさせるシックな建物だ。

そして、湖畔の向こう側には燧ヶ岳が迫る。いつか登ってみたいものだ。先輩方の話によるとかなり急峻な道で頂上付近には厳しい岩場などもあるらしい。

休憩タイム。先輩が用意してくれた2台のガスバーナーでお湯を沸かし、ご飯とレトルトカレーを温めると・・・

カレーライスの出来上がり!MUJIのカレーはとてもおいしい。

食後はドリップコーヒー。たまらない。

ビジターセンターにも寄ってみた。尾瀬の自然が紹介されている。これはジオラマ。尾瀬沼から燧ヶ岳方面。

復路は同じ道を引き返してゆく。大江湿原も沼山峠付近はワタスゲが広がっていてニッコウキスゲはちらほらだが、尾瀬沼近辺では逆にニッコウキスゲが一面に広がっていた。時期的なものなのか群生状況がそもそも違うのかわからない。

できれば1週間後くらいにもう一度確かめに来てみたいものだ。

湿原からまた峠に入って30分ほど歩くと沼山峠バス発着場に到着し、今回は山歩きは終了。来週の天気はどうだろう。このコースであれば一人で歩いてもリスクは少なそうなので、天気次第ではニッコウキスゲの状態をもう一度見に来てみたいと思う。

さて、檜枝岐村から只見に戻る途中、ちょっと寄り道して露天風呂で汗を流すこととした。

木賊温泉。「とくさ」と読むらしい。

道路から階段を50mほど降りてくると渓流沿いに小屋がかかっており、露天風呂が出現。200円を箱に入れて、早速汗を流した。かなり熱めのお湯はもちろん源泉かけ流し。透明だがすこしブルーがかっていて、肌がつるつるとする。
これで尾瀬日帰り歩きは終了。いままでなんとなく敬遠していた尾瀬がとても身近に感じられるようになったことが大きな収穫だ。これだったら気の向いたときに出かけて、次第にコースを広げていくことも楽しめそうだ。

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