学生制作映像上映会 in 見附「地域を知り、記憶を伝える」

昨日の新潟日報地域面にこのような記事が掲載されていた。

見附市出身の大学4年生が映像作品を作って、その上映会を公民館で行うとのこと。
しかもテーマは「見附と満蒙開拓団」という。

先ほど上映会を見てきて、今帰宅したところ。
中央公民館の視聴覚室のプロジェクターで映写したのだけど、駆けつけた市民で満席となっていた。

4つの大学の学生がそれぞれ戦争の記憶を残そうと、地域の人々に話を聞くという構成で作った作品だった。
それぞれ、若者らしい柔軟でしかもするどい視点で対象をとらえていて、とても面白かった。


これは担当教授が公開されているYouTubeの映像

最後に、満蒙開拓団の映像を作成した見附市の亀山咲さんが思いを語っていた。

自分たちは戦争のことは何も知らない。それは知りたくないからではなく、知る機会がなかったから。会場に戦時中を過ごされた方がいらしたら、ぜひ若者に伝えてほしい。自分たちは知りたがっている。

そういうことだった。
映像作品そのものも良かったけど、若者の気持ちを知ることができたこと、このイベントに大勢駆けつけた見附市民の方々、いろいろと刺激を受けた一晩だった。

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