見附市のアルカディア音楽祭合唱団のWebサイトをメンテナンスしています。
その関係で年に1回の音楽祭の映像作成を行いました。
この作業でいくつかのことを学びましたのでメモとして残しておきたいと思います。
カメラはできるだけ高性能なものを使う
当初は手持ちのミラーレス一眼、または音楽録音用デバイスzoomのQ2Nで撮影を行おうと考えていました。そこに指揮者の先生がビデオカメラを提供してくださるということで前日のリハーサルで使わせていただきました。それがSONYのFDR-AX700という4K対応のビデオカメラ。
これがとても素晴らしくて、4K映像の精細さはもちろん、なめらかなズーム、手振れ補正、画面の明るさ、ズームした時の画質など、本当に素晴らしいと感じました。
これを使ってしまうとおもちゃのようなカメラは使えません。
デジカメはサブカメラとしてステージ横方向からの撮影専用に使いました。
三脚は大切
手持ちの三脚を使ってビデオカメラを固定したのですが、パンやズーム操作でカメラに振れるたびに画面に揺れが発生しました。また、水平位置もずれて、後でビデオ編集ソフトで補正しないといけませんでした。
後で調べるとビデオカメラ専用の三脚というのがあり、水平補正やパンやズームの滑らかさをサポートする機構などが入っているようです。今後機会があれば、ぜひこういう三脚を使って撮影したいと思いました。
編集ソフト
いつもピアノ演奏動画はPegasysのTMPEGEnc Video Mastering Worksという編集ソフトを使っています。凝った編集はせず、トリミングやフェードインフェードアウト、音量レベル調整などがメインなので、このソフトのノーマルモードでの編集がとても使いやすいからです。
今回テロップを入れたりサブ映像と入れ替えたりする必要があるのでタイムラインモードを勉強しようかなと思ったのですが、水平補正の方法が見つけられませんでした。
そこでいくつか編集ソフトを試してみたのですがFilmora(フィモーラ)というソフトが水平補正に対応していて、しかも分かりやすいユーザーインタフェースだったので、こちらを使って編集開始。
結果、とても満足いく編集ができました。
このFilmora、ポップなイメージを前面に出していて、派手な効果などを手軽に作り上げることができる面を売り出しています。しかし、私が必要とする基本的な編集、例えばカット、映像の切り替え、タイトルやテロップの挿入、音量レベル調整などがわかりやすく操作できるよう構成されています。
また、私の友人がビデオ編集の経験豊富なので、いろいろとアドバイスももらいましたが、音声と映像を重ね合わせるときにずれを最小に抑える、いわゆるリップシンクが重要と言っていました。映像が60fpsと細かく調整できるフレームレートであることと、編集ソフトの操作しやすさがポイントだと思います。
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