先週の6月25日(日)~26日(月)にかけて、高校吹奏楽部時代の仲間5人で福井旅行に行ってきました。梅雨時でしたが、青い空と白い雲が気持ちよい天候に恵まれた二日間。
今まで福井県は通過したことはあっても足をついたことはなかったので初めての訪問となりました。
見附市から永平寺は北陸道を経由しておよそ5時間ほど。途中SAで休憩しながら11時前には最初の目的地、永平寺に到着しました。
永平寺で座禅体験
今回の旅行、メンバーの一人が添乗員の資格保有者。みんなの意見を聞きながら、旅をプロデュースしてくれました。また、一人はゆったり移動できるワゴン車を提供してくれ、運転はみんなで分担して行いました。
永平寺の門前そば屋さん。「一休」の駐車場に車を停めさせてもらい、昼食と参拝を行います。
まずは店内へ。階段で3階へ。見晴らしがよく明るい店内。
注文したのは雲水そばセット。暖かいかき揚げそば、冷たいとろろそば、冷たいおろしそばのセットです。こちらの蕎麦と言ったらおろしそばが有名とのこと。蕎麦は平べったい形の上品な感じです。
「一休」に併設して菓子工房があり、そこで焼いているというアップルパイをデザートとしていただきました。「手に取って食べてください」とのことで、口に含むとほんのり暖かく、サクサクとした食感でした。甘酸っぱいリンゴの味を堪能。
さて、いよいよ参拝です。お土産物屋の通りから一本脇にそれたところに参道入り口があり、奥にそびえる小高い山と空に向けて歩く、気持ちよい参道。脇には小川が流れ、緩やかな上りを歩いていきます。
5分ほど歩くとお土産屋さんの通りと合流し、境内へ。緑が気持ちいい。
境内は山の麓に拡がり、斜面に回廊が張り巡らされている模様です。
回廊に囲まれたところは石垣、池、樹木が配置されています。
階段を上っていきます。
上まで行くと見晴らしがよい。
1時間ほど拝観したあといよいよ座禅体験。
広間にあらかじめ座布団が並べられていました。約30名の参加。事前に申し出ておけば椅子での体験も可能です。
最初に合掌など所作の説明があり、いよいよ座り方。結跏趺坐は両ひざが床につくのが条件とのこと。私はとても無理だったので、座布団を縦にお尻の下に敷き、そのまま正座の姿勢で座禅を行いました。
警策(きょうさく)は「希望であれば合掌を」と説明があったのですが、だれも行わず、「あと3分です。希望者はどうぞ。」という言葉でほぼ全員が合掌したと思います。
私はと言えば、いまにも足がつりそうだったので、この状態で刺激を受けるとどうにかなりそう。遠慮しました。結局ほとんどの方が警策を受けられたようで10分くらい待つ羽目に。ああ、つらかった。
境内を後にし門前通りのお土産屋さん街をぶらりと下っていきました。
少し降りたところに胡麻豆腐のお店「團助本店」があり、寄りました。カフェの営業はお休み中でしたが、プリンをイートインで食したり、お土産を買ったり。
そして福井市内を抜けて北上し、本日の宿泊所「大江戸温泉物語あわら」へ。
本館と別館と別れており、浴場や食事場所は別館にあり、渡り廊下のような通路を通ります。
大江戸温泉物語と言えばバイキング。いろんな味を楽しめて楽しいですよね。
デザート。このほかにソフトクリームもいただいたりしてお腹いっぱいになりました。
越前海岸ドライブ
2日目はあわら温泉から日本海まで出て、越前海岸ルートで敦賀までドライブ。その後敦賀市内を散策します。
まずはホテル恒例の朝食バイキング。
あれこれと種類豊富だったのですが、のっけ丼が楽しかった。
普段朝食をとらないこともあり、これでお腹はパンパンです。もちろんこのあとコーヒーでくつろぎました。
越前海岸の中間地点に道の駅越前があり、立ち寄りました。越前がにミュージアムなるものも併設されており、物産館が海産物中心でした。
越前海岸のドライブは道路が荒れ気味だったのですが、風景は若狭湾の景色を堪能。先日の佐渡ドライブを思い出しました。
敦賀満喫
敦賀市内に到着したら、敦賀ムゼウムを車窓から眺めつつ赤レンガ倉庫へ。敦賀ムゼウムは外交官の杉浦千畝のユダヤ人へのビザ発給による難民受け入れが知られています。そのほかにもシベリアからのポーランド難民受け入れなど、敦賀での難民受け入れの記録が公開されているそうです。今度ゆっくり見てみようと思います。
敦賀赤レンガ倉庫へ。
福井と言ったら恐竜。ということで。
赤レンガ倉庫には敦賀市街を模した大ジオラマが展示されています。楽しい。
鉄道模型が縦横に走っており、一部はマスコンとブレーキレバーを操作して、停留所に停車させる運転を行えるようになっており、100円を払って3分間楽しみました
一時、童心に帰りました。
市内へ入っていき、気比神宮へ。福井一宮だそうです。
6月末ということで夏越の祓の茅の輪くぐりの用意がありました。
この半年間を感謝し、夏を無事に乗り越えられるようお祈り。
国道8号の両側に広がる商店街。そこには銀河鉄道999や宇宙戦艦ヤマトをモティーフにしたモニュメントがあちこちに配されています。敦賀商工会議所のサイトに以下のように説明がありました。
かつては東京とパリを結ぶ「欧亜国際連絡列車」が敦賀港駅を経由して走り、敦賀は「日本でも有数の鉄道と港の町」でした。1999年に敦賀港開港100周年を記念して、市のイメージである「科学都市」「港」「駅」と敦賀市の将来像を重ね合わせて、「宇宙戦艦ヤマト」のブロンズ像12体、「銀河鉄道999」のブロンズ像18体の計28体のモニュメントを敦賀駅から気比神宮までのシンボルロードに設置しました。
それにしても8号線の車道と商店街の歩道(アーケード)の間に駐車スペースが広がっているのは考えられているなと思いました。
お昼は敦賀ラーメンをいただくことに。
昆布ベースの醤油ラーメンですが、かなり油分が多い印象。屋台ラーメンから拡がりを見せている成り立ちだそうです。
敦賀を後にして北陸道に乗り、見附へ向けて帰途につきました。
私が「鱒ずし」を買いたいとリクエストしたところ、富山市で高速を途中下車し、「ますのすしミュージアム」に立ち寄ってくれました。ミュージアムを楽しんだ後売店に行ったところ「先ほど大量に買い占められて、今日は一つも残っていないんですよ」と店員さん。
しかたないので高速に戻り往路でも立ち寄った有磯海SAの売店へ。いろいろなお店の鱒ずしが並んでいました。ここで本日の夕食用に2個買い求めたあと、無事に帰宅しました。
旅のプロジュース、クルマの提供、運転の分担など、5人で作り上げた楽しい旅行でした。ありがとう。
コメント
福井の旅の“うまいものずくし” ご馳走様でした コーヒーの香りが漂ってきます
いつもありがとうございます。
うまいものの誘惑には、いつまでたっても勝てません。