テレビ放送は録画で、テレビは単なるモニター

今から20年前に次のような記事を書きました。

BSデジタル受信システム

テレビを視聴するための機器について説明した後、テレビの視聴スタイルが変わったと、以下のように書いています。


TV視聴スタイルが変わった

というような訳で、私のTV視聴スタイルは次のようになりました。

  • 日曜に向こう一週間の番組をEPGジャンル検索を使って録画予約します。
    EPGで表示される番組表は最大一週間分のようですので、毎週行います。
  • 夜、帰宅すると録画されている番組を中心に見ます。
  • デジタル放送をデジタル録画するので画質は放送されているものから劣化はまったくありません。
  • HDD録画なので、録画されている番組から見たい順に見ます。見終わったらすぐ削除します。おもしろくなければ即削除します。

 つまり、テレビの放送時間に合わせて生活するのではなく、あらかじめ見たいと思った番組を都合のよい時間に見るというスタイルに変わりました。
 このスタイルとっても気に入っています。


このスタイルは今でもまったく変わっておらず、週末にまとめて一週間分を予約して、あとは録画された番組を食事時などを中心に空き時間に見ていくというスタイルです。リアルタイムにテレビを見るということは、災害時の情報確認以外はめったにないです。

テレビ関係の機器

リビングにあるテレビ関係の機器は4つです。

  1. テレビ(ソニーの42型・液晶)
    アンテナ線はつないでいません。シンプルにHDMI端子からの映像を映し出すだけに使っています。
  2. HDDレコーダー(パナソニック DMR-BRZ1000 BD,HDD(1TB)レコーダー)
    こちらにはアンテナ線をつないでおり、録画の他、リアルタイムで視聴する時もこちらを操作して視聴します。
    HDDに録画された番組を見る、放送中の番組を見る、DVDやBDなどを見るとテレビシステムの中心に位置しています。
  3. ホームシアターシステム(ソニー NT-XT1)
    これはテレビの下に置いてあるひらべったい機器で、簡単に言うとスピーカーです。フルレンジスピーカーとサブウーファーを2基ずつ搭載し、HDMIの他、Bluetoothを通してスマホなどからの再生も行うことができます。
  4. Fire TV stick
    写真には写っていませんが、テレビのHDMI端子にはレコーダーからの出力の他に、Amazon Fire TV stickも刺さっています。
    Amazon Prime、YouTubeを始めとして、時折契約するWOWOWオンデマンド、NHKオンデマンド、Netflixなどを見ます。主に映画、ドラマ、YouTubeを見ます。
パナソニック・ディーガの番組検索

このディーガ、検索機能が優れています。フリーワードをいくつも登録しておけます。あとはそれを指定して検索すると向こう一週間の番組をリストアップしてくれます。

こんな感じ。1画面に1日の検索結果なので、赤ボタンを押して一週間分を確認し、見たい番組を予約していきます。

その結果がこの予約一覧画面。ほとんどの番組が「毎週」という表示が出ています。ご覧のように音楽番組やドラマ、アニメなど、毎週くり返し見たいものは毎週録画機能を設定します。

チューナーは3つ搭載されていますので、同時に3番組まで録画可能。困ることはありません。

視聴は空き時間に

そうして録画された番組はこの録画一覧画面から視聴します。

HDD容量は1TB(テラバイト)(1000GB)あるので余裕。この一覧の上2つは「まとめ」と表示されていますが、過去の音楽番組で気に入った演奏のものをかなりの量、保存してあります。それでも残り70時間以上保存可能なので、見ては消すというスタイルをとっている限り大丈夫。

Fire TV stickは大活躍

20年前と変わったのがこのFire TVによるテレビ機器の楽しみ方です。

Fire TV stickは通常だったら5000円くらい、セールの時は3000円くらいで買えます。

Amazonプライムに加入していれば、それだけでかなりの数の映画やドラマを楽しむことができます。有料のNetflixやhulu、Unextなどに加入すればもっと膨大な数の映画、ドラマが見放題です。

無料の範囲で行きたければまずはYouTubeを見るためだけに設置してもいいと思います。最近のテレビやレコーダーには初めからYouTubeを見る機能が入っていることがほとんどですが、リモコンの使い勝手やらで、私はこれを勧めます。
また、TVerも無料ですし、Spotifyも無料で音楽を聴くことができます。

テレビはもはや映像投影モニター

先ほど書いたようにテレビにはアンテナ線をつないでありません。レコーダーやFire TVからの映像信号をHDMI端子で受け取り、それを表示する、いわばパソコンのモニターのような用途にしか使っていません。

最近のテレビはまさにそのような用途に特化した製品も出始めています。ネット社会が普及することでテレビの役割やあり方も変わっていくと思います。あと40年は生きていたいと思いますが、その頃にはどのように変化しているのかすごく楽しみです。

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